「タラオは気持ちよく振れるのにスコアが伸びない…」そんな悩みを、100切先生カズの実体験ベースで解決します。
東コースは“届かないセカンド”、西コースは“池+傾斜”という現実に、置き所と番手設計で対抗するのが王道です。
面で狙うティーショット、花道前提のセカンド、上り2パット設計。この3本柱だけで大叩きが消えます。
初ラウンドでつまずいた私が、翌月に10打縮めた「再現性のある攻略」をそのまま持ち帰ってください。
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【100切先生カズ】タラオカントリークラブ 攻略法の全体設計

ここでは“飛ばすより置く”を軸に、実戦で効いたカズ流の設計図を余すことなく共有します。
① コースの性格を30秒で把握
初めて回った朝、私は広々とした景色に油断してドライバーを振り回し、出だしからボギー列車に乗りました。
東はのびのび見えるのに、セカンドが長くなりがちで番手がすぐに上がると痛感しました。
西は池が視界に入りやすく、狙い所を“線”で決めた瞬間に手が縮むのを何度も経験しています。
標高の分だけ少し飛ぶ感覚があり、逆に風の影響も読み違えると距離と方向が同時にズレました。
結論として、タラオは“気持ちよさ”に釣られず、置き所と次のライを最優先にするとスコアが安定します。
② ティー選択と目標スコア設定
最初は同伴者に合わせて後ろのティーから出て撃沈し、翌月は遠慮なく前のティーを選んだら10打以上縮まりました。
目標は「ボギー基準、ダボまでOK」と声に出すだけで、体の強張りが抜けるのを何度も体感しています。
難所は最初から“3オン設計”にして、パーが来たらボーナスという心構えがちょうど良いです。
パー5は2オンの夢を一度捨て、100y前後の得意距離を残すだけで事故が激減しました。
ティー選択と目標設定は勇気の問題ではなく、スコア設計の入り口だと今は確信しています。
③ ボギーオン戦略の基本形
ティーショットは“面”で狙い、ラフでも次が打ちやすい側ならOKという許容を先に作ります。
セカンドはグリーン手前の花道か外しても良いゾーンを決めて、ピンハイ欲は一旦オフにします。
寄せは上りの2パットを前提に、乗らなくても良いので“置きに行く”選択がハマります。
この発想に変えた日、OBゼロ・3パット1回で済み、自己ベストの更新に一気に近づきました。
ボギー固定の設計が、ダボを確実に減らす最短ルートだと実戦で証明できました。
東コースの攻略:距離に負けない現実解

東は気持ちよく振れる錯覚を利用せず、番手管理と花道活用で“届かないストレス”を無害化します。
① ティーショットは“置き所”最優先
初ラウンドで私は広さに甘えて振り急ぎ、フェアウェイ端の傾斜に乗せてセカンドで詰みました。
翌週は3Wで面を広く狙い、セカンドのライがフラットになる側を徹底して選んだらパーオン率が急上昇しました。
右か左か迷う場面では、次打が“上りで構えやすい側”を優先すると、スイングが自然にシンプルになります。
UTや3Wの選択は、セカンドの打ちやすさを優先します。
フェアウェイの“面”を確保するだけで、ボギーオンの成功確率は体感で倍増しました。
② 長いセカンドは前寄せ前提
届かない距離を無理して乗せにいったとき、手前バンカーで3打消費して学びました。
それ以来、花道を“安全地帯”に指定し、番手は大きめでも振り幅は小さめでミス幅を圧縮します。
ピンが奥ならセンター手前、手前なら花道から転がしの2段構えが私のテンプレになりました。
“乗せる”より“置く”に切り替えたラウンドは、パー逃しのボギーが増えてもトリプルが激減します。
上り2パットの設計が整うと、距離のプレッシャーはほぼ消えます。
③ パー5は3打目勝負に徹する
2オンに挑んで池に入れた日、私は“得意距離を残す勇気”の大切さを骨身に染みて理解しました。
今はセカンドで左右の罠より「第三打が平らに打てる地点」を最優先して置きにいきます。
第三打は手前から、スピンより高さ控えめで、上りのパットを残すことだけを狙います。
このルーティンにしてから、パー5の平均は1打以上良化し、トータルスコアの柱になりました。
欲を捨てたとき、結果として“パーが勝手に来る”場面が増えるのが東の面白いところです。
西コースの攻略:池と傾斜に勝つマネジメント

西は“池+傾斜”という二重の圧に、番手落としと面狙いで対抗するのが現実解です。
① 池絡みは番手落として幅で狙う
池越えを線で狙ってチョロった経験が、私の“面狙い”哲学の出発点でした。
以後はキャリー余裕を確保するため番手を一つ上げ、コンパクトに当てることだけに集中します。
ターゲットは一本線ではなく、花道を含む長方形のエリアというイメージに変えました。
持ち球はそのまま、スタートラインだけ安全側へ寄せると心拍が落ち着きます。
プレッシャーが下がると、結果的にミート率が上がって池もただの背景に変わります。
② 傾斜ライはミス前提の番手選び
左足下がりで無理に高さを出した結果、手前の罠に吸い込まれたのは忘れられない失敗です。
それ以来、傾斜では“1番手上げて小さく振る”を徹底し、球の出方をコントロールします。
つま先上がりのフック傾向、つま先下がりのスライス傾向を見越して狙いを予めずらします。
結果的にショート目でもOKと割り切ると、ミスが“軽いミス”で止まるようになりました。
傾斜での保守運転は、トリプルをダボに、ダボをボギーに変える最強の保険です。
③ レイアップ地点の“逃げ道”を決める
危険を二度越える設計は失敗率が高いと、身をもって学びました。
私はレイアップ時に「次の角度が良い側」「スタンスが平ら」の二条件を満たす地点だけを候補にします。
深いラフの日は躊躇なくFW優先に切り替え、刻みの球質も低めで確実性を上げます。
“逃げ道”が決まっていると、迷いが消えてスイングのリズムが整います。
西は守るほど結果が出る――これが何度も回って得た私の結論です。
スコア直結のショートゲーム強化

アプローチとパットを整えるだけで、タラオのスコアは別人になります。
① 30~70ydの距離感テンプレ
私は30・50・70ydで“振り幅見本”を動画で残し、毎ラウンド前に体へ読み込ませています。
同じテンポでクラブを替えるだけの練習に切り替えたら、当日の距離ブレが目に見えて減りました。
狙いはピンハイではなく、上りの2パット圏を確保することに徹します。
トップやチャックリが出始めたら、トップを避けるため番手を上げて振り幅を小さくするだけで修正が効きます。
このテンプレがあると、距離感の迷いで時間もミスも減るのを実感できます。
② 花道ラン×高さ打ち分け
花道が使える状況では、私はまず転がしを第一候補にして落とし所を広く取ります。
ラフが重い日はロフトを開かず、9IやPWで低く出して一次停止を作るのが安全です。
バンカー越えは必要最低限の高さだけ確保して、キャリーを短めに設計します。
奥が浅いときはワンクッションで減速させると、カップ周りのミスを回避できます。
“高さ”と“ラン”の二刀流があるだけで、寄せの成功率は確実に上がります。
③ 下りの2パット設計
速い日の下りでオーバーを連発した反省から、私は“カップオーバー30cm以内”を厳守しています。
ファーストパットは入れるのではなく、上りの返しを残す置きパットに徹します。
ライン読みよりスピード管理を優先し、振り幅をルール化すると再現性が出てきます。
1~1.5mの返しは所作を固定し、右手の押し量だけに意識を集約します。
この習慣で3パットが月単位で減り、スコアの山谷が小さくなりました。パター上達の要は“再現性”です。
当日のコンディション対応(風・気温・グリーン)

環境は読み切れなくてOK、即時補正できれば十分です。
① 標高と気温で番手補正
朝の冷え込みで球が飛ばずにショート連発した日、私はレンジで“9Iの当日キャリー”を基準化しました。
その基準があると、他の番手も相対で合わせやすく、オン/オーバーの迷いが消えます。
暖かくなってきたら番手を戻し、振り幅は変えずにミート率だけを意識します。
番手の微調整はスイングの変更よりリスクが小さく、効果が速いと感じます。
迷いが消えること自体が最大の飛距離アップ剤です。ゴルフ飛距離伸ばす練習法も参考にしてください。
② 風向き別のティーショット選択
アゲンストで無理して高い球を打った日は、ことごとく手前の罠に捕まりました。
以後は低めの球で“面狙い”に切り替え、フェアウェイ確保を最優先すると被害が最小化されました。
横風ではスタートラインを風上へ取り、曲がり幅を“最初から許容”すると心が楽です。
池絡みの横風は風下側の罠を徹底的に避け、番手を落としても安全側を優先します。
風読みは外れても保険設計で守れる、これが私の風対応の結論です。
③ 速いグリーン日の“返しケア”
速い日に下りへ置いた途端に3パットが量産され、私は“下りは作らない”を鉄則にしました。
アプローチは必ず手前から、パットは弱めのスピードでオーバー幅を短くします。
高い側から攻めるだけで、返しの角度と距離が優しくなります。
1mの返しは毎回同じ所作で、芯で当てることだけに集中します。
返しが入ると、ファーストを弱気にせずに済み、ライン取りもシンプルになります。
メンタルとルーティン:池プレッシャーを無害化

視界の“怖さ”は消さなくていい、扱い方を決めれば十分です。
① 目標は“線”でなく“面”
細い一本のターゲットに固執して手が止まった経験から、私はターゲットを“面”に変えました。
面の中心ではなく安全側の端を目印にすると、多少のズレが許容範囲に収まります。
この切り替えで、体の力みが抜けてヘッドが素直に走るようになりました。
実戦では“面”の幅を口に出して確認すると、迷いが消えるのを感じます。
面で狙えば、失敗しても“計画内のミス”になり、次の一打に前向きでいられます。
② 失敗許容のセルフトーク
「最悪でもここならOK」をアドレス前に小声で言うだけで、肩の力が抜けます。
池は見ないのではなく、一度見てから“面”へ視線を切り替えると、現実的な安心感が生まれます。
コントロールできるのは選択とルーティンで、結果はコントロール外だと割り切ります。
決断→実行→振り返りの三拍子を全ショットで回すと、調子の波が小さくなります。
このセルフトークは、緊張する最終ホールほど効きます。メンタル管理術も実戦ですぐ使えます。
③ 同じ所作で打つパット習慣
入れたい距離ほど素振りや視線が増えて崩れた日、私は“所作固定”に救われました。
素振りは1回、視線はカップ→ボール→フェースの順と決め、右手の押し量だけを一定にします。
外しても同じ所作で次を打つと、体がすぐに基準へ戻ります。
ルーティンの再現性は技術の質を底上げし、3パットの芽を早期に摘みます。
パットはうまくなるというより“崩れない”が勝ちだと今は思っています。パター選び方もチェック。
ラウンド前の準備と練習メニュー

短時間で“当日の基準”を作ると、タラオの難所も普通の課題に変わります。
① 15分で仕上げる朝練
私は9Iでキャリー基準を5球、UTと7Iを各3球、ドライバーは2球でリズム確認だけにしています。
パターは下りの感触と1.5mの返しをルーティン通りに3回だけ打ちます。
打ちすぎると基準がぼやけるので、時間で切るのがコツだと学びました。
「今日はこのリズムで行く」と決めて練習を終えると、ティーショットの初手が安定します。
準備の質が、その日の上限を静かに引き上げてくれます。
② バンカー&アプローチの即効ドリル
バンカーはスタンス広め、フェース開きすぎ禁止、エクスプロージョン浅めの3点だけを確認します。
アプローチは30・50・70ydの振り幅を各3球、テンポ一定で体に刻みます。
花道の転がしは落とし所→転がりを声に出してイメージし、迷いを消してから打ちます。
深いラフはヒール先行の入りを練習して、最小限の振り幅で抜けを作ります。
このセットをやる日ほど、ラウンド中の判断が秒速になります。毎日の「5分間練習」にも取り入れやすいです。
③ コースノートの作り方
各ホールで“避けたい帯”と“逃げ道”を一行で書くのが私の定番です。
パー5は得意距離の3打目が残るレイアウトを矢印で描いておきます。
グリーンは上り側と外してOKの場所を丸で囲み、パットの失点を先に消します。
当日の風向きと体調を一言メモすると、微調整の精度が上がります。
ノートがあるだけで、迷いが減ってスイングが軽くなるのを毎回感じます。練習場ターゲットの新常識も参考に。
持ち帰りチェックリスト

ラウンド後の“早い振り返り”が、次回の伸びを決めます。
① 今日の成功と再現ポイント
うまくいった番手選び、狙い方、所作を具体的に書き出すと再現性が高まります。
“面狙い”で救われた場面を言語化しておくと、次に同じ状況で迷いません。
返しパットが入った距離と所作をメモすると、翌週も同じ距離が怖くなくなります。
小さな成功の積み上げが、ベスト更新の土台になります。
成功体験は“次の初手”へ必ず採用します。
② 次回までの練習課題
ミスは1テーマだけに絞り、短時間で反復して体に落とし込みます。
スライスならスタートライン、トップなら入射角というように、原因に直結したドリルを選びます。
アプローチは得意距離の精度をもう一段だけ上げるのが効率的です。「アプローチでダフる」の対策も有効です。
パターは1.5mの所作固定を毎回チェックし、外しても同じ手順で打ち直します。
“一点集中”が結局いちばん速く伸びる道でした。
③ マネジメントの改善点
危険を二度越える選択をしていないか、ルート設計をまず点検します。
池絡みで面狙いが徹底できたか、口に出して確認していたかを自己採点します。
レイアップ位置はフラットで、次の角度が良かったかを具体的にメモします。
ボギーオン設計が崩れた理由を一言で特定し、次回の修正に直結させます。
改善メモを握ってコースへ戻ると、同じミスは驚くほど起きません。疑問点はお問い合わせからどうぞ。
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タラオカントリークラブ攻略法まとめ

タラオカントリークラブは、飛ばすほどスコアが出るコースではありません。
面で狙う置き所、得意距離を残す逆算、上り2パット設計という“保守的な強さ”が最短ルートです。
東は距離対策で花道活用、西は池と傾斜対策で番手落としとレイアップの精度が鍵になります。
ルーティンとセルフトークを固定すれば、緊張する場面でも同じゴルフができます。
次のタラオは、設計図どおりに淡々と回って“勝手にパーが来る”感覚を掴みましょう。
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