はじめまして、100切先生カズです。
この記事では、西那須野カントリー倶楽部を初見でも大叩きしないための再現性マネジメントを、体験談を交えて解説します。
ポイントは“置く→乗せる→2パット”と、段グリーンの「面」を外さない狙い所の設計です。
ティーは3W/UT主体、パー5は3打目勝負、ショートはOK面の中央にキャリーで落とすのが基本線です。
ドラコン(9・15番)とニアピン(5・12番)の現実解、風の巻きに負けない番手選びも具体化します。
到着からスタート直前までの練習プランと、ラウンド中のチェックリストも用意しました。
読了後には、そのままコースで実行できる“置き所マップ思考”が身につきます。
100切先生カズ西那須野カントリー、林間フラットなのにグリーンは多段でスリリング。置いて乗せて2パットの快感がクセになります。
9・15番は無茶しない。景観も整備も一級、練習環境も充実で、次のベスト更新が現実味ありますよ。
朝イチから肩に力入れず、UT主役でどうぞ。面読みハマると笑顔増えます。
西那須野カントリー倶楽部 攻略法|100切先生カズの現場メモ


林間・フラットで7,036Yの本格派、ベント1グリーンの“面勝負コース”を、置く→乗せる→2パットでねじ伏せます。
① 全体像と数字から分かる難所
西那須野カントリー倶楽部は18H・Par72・距離7,036Y・林間で、設計はロバート・フォン・ハギー(Robert von Hagge)という正統派スペックです。
グリーンはベントの1面構成で、段差(面)の使い方がタフさの源になっています。
コースレートはバック74.1/レギュラー72.4で、見た目以上に“数字が語る難しさ”があるコースです。
ドラコン推奨はOUT9/IN15、ニアピン推奨はOUT5/IN12で、攻め所と守り所を明確に切り分けられます。
僕が初めて回った日は「面を外したら即3パット」を痛感し、以降は“同じ面”キープ最優先に方針転換しました。
② 100切りマネジメントの鉄則
ティーショットはドライバー一辺倒をやめ、3WやUTでフェアウェイに“置く”戦略(ユーティリティの選び方)を基本にしましょう。
セカンド以降はピンハイ至上主義を捨て、まずはピンと同じ面に乗せることを最優先にします。
パー5は3打目の距離を50~90Yに設計して、ウェッジの決め距離で面の中央へキャリーで落とすのが得策です。
林間でも上空で風が巻くので、番手を1つ上げたスリークォーターの中弾道で打ち出しを安定させます。
僕は無理に狙って段をまたぎ、1ホールで3パット×2回をやらかした後に“外すなら上りの面”と決めてから別物の安定感になりました。
③ 朝イチ~前半OUTの攻め筋
1番(Par4・左ドッグ)は朝イチの力みで曲げやすいので、センター左寄りの“置き球”で良いスタートを切りましょう。
2番(Par5)はダブルドッグの先に多段グリーンが控えるため、3打目勝負で手前面の上りを残す配置がベストです。
3番(Par4)は右のバンカー群が効くので、ティーはFWキープ優先のクラブ選択が安全策です。
中盤はピンが奥面でも欲を出さず、面の中央を狙って2パットで抜ける発想がスコアを守ります。
9番(ドラコン推奨)は“飛ばすより角度”で、セカンドが打ち上げ/段越えにならない位置取りを最優先にしましょう。
④ 後半INでスコアをまとめる鍵
後半は視覚的プレッシャーが増えますが、ここでこそ置く→乗せる→2パットの反復が効いてきます。
12番(ニアピン推奨)はバンカーガードが強い名物で、高さとスピンでOK面の中央にキャリーで落とす意識が有効です。
距離のあるミドルは花道を積極活用し、手前から上りのラインを残すと3パット確率が激減します。
終盤の下り残しは致命傷になりやすいので、5m弱でも“上り50cm”を残すパット速度を徹底してください(距離感のつかみ方を詳しく解説)
僕はINで無理にピンを狙って奥にこぼし、砂と下りの2連コンボでダボを作った経験から“花道正義”を固めました。
⑤ ドラコン推奨ホールの現実解(OUT9/IN15)
9番は平均スコアや難易度指標が厳しめで、実際は“飛ばしに行くホール”ではなく“残し方を問うホール”です。
ミート率の高い中弾道でセンターを確保し、セカンド以降は面の中央→上りの順に優先度を置きましょう。
ピンハイ欲を封印すると、3パットのリスクを目に見えて抑えられます。
15番も同様に、ティー地点で“次打のライと角度”を第一に設計すると、トータルスコアが整います。
僕は9番で振り過ぎた日ほどスコアが荒れ、センター狙いに徹した日ほどパーorボギーで締めやすくなりました(暴れない中弾道の作り方)
⑥ ニアピン推奨ホールの狙いどころ(OUT5/IN12)
5番(Par3)は“安全な面”にキャリーで落として転がりを最小化し、上りのラインを残す構えが王道です。
横風が読みにくい日はスリークォーターでスピン量と落下角を安定させ、面の中央を確保します。
12番はバンカーに囲まれたサンドアイランド色の配置で、面を外すと一気に難度が上がります。
ピンに真っ直ぐは禁物で、OK面の中央→上りの順で置きにいくとパー率が安定します(寄せワン率を上げる基本)
僕は手前花道から“1クッションで面に乗せる”アプローチに切り替えてからニアピン率が上がりました(ガードバンカー攻略の3ステップ)
⑦ 段グリーン完全対策:面を読む・外し所を決める
2番のロングはグリーンが“実質多段”の代表格で、段またぎ厳禁です。
段の境目に止めるとファーストパットが壊滅的に難しくなるため、面の中央にキャリーで落とす距離管理を最優先にします(3パットをなくす科学的ドリル)
狙わない勇気が鍵で、危険側には絶対に外さない“外し所ルール”を決めておきます。
速い日はとくに“下り面を残さない”ことをルール化し、OK面を徹底しましょう。
僕は段をまたいで4mの下りを残し、30cmをオーバーして返しも外す悪循環を経験してから“面の中央に置く”に矯正しました。
⑧ 練習プラン:到着~スタート10分前まで
練習環境はレンジ・アプローチ・バンカー・パターが充実しているので、到着直後は50→30→15Yの3距離で面タッチを合わせます(毎日の5分練習メニュー)
パターは段またぎの距離感練習を往復して、上り50cmを残す強さ基準を身体に植え付けます。
ティーは本番想定の3W/UTでハーフ~スリークォーター、ミート率最優先で球の出所を安定させます(シャドースイングで再現性UP)
最後に1~3番の狙い所を頭の中でシミュレーションし、初手のクラブと狙いを声に出して確認します。
僕はこのルーティンに変えてから朝イチのOBがゼロになり、前半の貯金が作れるようになりました(初球のスライス対策まとめ)
マネジメントの全体像は見えましたか? まずは「置く→乗せる→2パット」を実践するラウンド日を決めましょう。
コース別プチ攻略(要点だけ即実践)


“危ない所に近づかない勇気”が100切りの最短距離です。
① No.1~3:序盤は右バンカー回避で波に乗る
1番はセンター左寄りを“置き球”でOK、セカンドの角度を作ることを第一にしましょう。
2番は3打目勝負で手前面確保、段またぎを避ける番手設計が効きます。
3番は右のバンカー群を意識し過ぎて左に引っ張らないよう、フェース管理と球の出所に集中します(フェース向き意識のコツ)
“パー1つ+ボギー2つ”が合格で、いきなりアンダーを狙わない方が中盤がラクになります。
僕はこの3ホールで欲張った日ほどリカバリーが苦しくなると身をもって学びました。
② No.4~6:距離より位置、面を外さない
4~6番は花道ルートで面の中央に置くが正解で、ピンが奥面でも手前面センター狙いで2パット設計にします。
アプローチはキャリー重視で、バンス強めのウェッジでソールを滑らせるイメージがハマります(アプローチ練習の決定版)
下り面を残すくらいなら、敢えて外して上りの簡単な寄せを選ぶのも立派な“攻め”です。
横風が強い日は球を低く、着弾後の転がり幅を読める場所に落とすだけでミスが激減します。
僕はここで“距離より位置”を徹底してから、3パットとダボが目に見えて減りました。
③ No.7~9:9番は見栄を捨ててフェアウェイ優先
7~8番は面の中央に乗せるだけでOK、ピンハイ欲は封印してリズムを整えます。
9番は難易度指標が高いホールで、実戦では“センターを確保→面の中央”の2点だけで十分に戦えます。
ティーは中弾道でミート率を最優先、風に対しては軽いスリークォーターで押し出します(飛距離を伸ばす基礎練)
セカンドで段をまたぎそうなら、ピンハイを捨てて上りの面を残しましょう。
僕はここで見栄を張らない日ほど、前半のスコアが締まります。
④ No.10~12:12番は高さとスピンでOK面キープ
10~11番で再び“置く→乗せる→2パット”を徹底し、12番でバーディチャンスを作る流れが理想です。
12番はガードが強いので、面の中央にキャリーで落とす高さとスピンを準備しておきます。
手前花道から上りを残すルートはミスに強く、結果としてパー率が上がります。
風が不安定な日は番手上げで打ち出しを低く、スイングを小さくまとめると成功率が上がります(テークバックで軸ブレ防止)
僕はここで“欲を出さずOK面”の決断ができた日だけ、翌ホール以降のショットが軽くなりました。
⑤ No.13~15:15番は“飛ばす”より“残す”
13~14番はピン位置次第で難易度が変化するため、進入前に段の向きと境目を必ず確認します。
15番(ドラコン推奨)は角度と次打のライを第一に、フェアウェイ確保を最優先します。
セカンド以降は段をまたがない位置に運ぶことが何よりの“飛距離”になります。
ピンが奥面なら手前面センター、サイド面なら面の中央を徹底して3パットを消します。
僕はここでUT→ミドルアイアンの“置き設計”に変えてから、ダボがボギーに変わりました(アイアン練習のコツ)
⑥ No.16~18:最終盤は花道活用でボギー死守
終盤は疲労で上下動が増える時間帯なので、ハーフスイング中心で芯に当て続けることに集中します。
16~18番は花道から面の中央→2パットの“省エネ進行”が最良の保険になります。
18番は奥の下り面だけは絶対に残さず、上りのOKを残す配置で締めましょう。
無理に取り返そうとすると雪だるまになりやすいので、+3以内で上がる目標を最後まで守ります(スコアを崩さないメンタル管理)
僕はこの3ホールのマネジメント固定化で、最終盤の崩れがゼロになりました。
装備・番手選択テンプレ


“飛ぶクラブより当たるクラブ”で14本を最適化し、面に置く再現性を作ります。
① ティーショットは3W/UT主役
フェアウェイ性能が高いほどミート至上主義が活きるので、3W/UTを主役に据える構成が噛み合います(ドライバーの選び方/シャフトの選び方)
ドライバーは広い・フォロー・風が読みやすい等の条件が揃った時だけ投入すれば十分です。
球の高さは中弾道を基準に、曲がる日はロフトを寝かせてスピンを増やし直進性を優先します。
ティーアップはやや低めで、フェースは被せず自然体のセットアップにします。
僕はこの切り替えでFWキープ率が上がり、面の中央に“置ける”回数が増えました。
② 3打目勝負用のウェッジ3本体制
48°/52°/58°の3本体制で、50・65・80・90Yなど“決め距離”を事前に作っておきます。
多段グリーンはキャリーで面の中央に落とす距離管理が命で、転がり幅を最小化できる番手を選びます。
ラフからはバンス強めで抜けを良くし、上りの面を残す設計で寄せワン率を上げましょう(クラブの手入れで性能維持)
下りを残すくらいなら敢えて花道からパターor転がしも選択肢に入れてOKです(自分に合うパターの選び方)
僕は“面の中央へキャリー”を徹底してから、3パットが激減しました。
③ 風対策:低い球と番手上げ
林間でも上空で風が巻く日があるので、番手を1つ上げてスリークォーターで低く強い球を基準にします。
フォローは打ち出しを低くしてキャリーをきっちり管理し、アゲンストはスピン量を増やして止めます。
横風は“安全側の面”に外す球筋を選び、最悪(下り面残し)だけは避けましょう。
ショートは高さ頼みをやめて、着弾後の転がり幅を読める落とし所を優先します(初心者~中級の練習設計)
僕は番手上げ×低スピンの運用で、風の日のスコアブレを最小化できました。
ラウンド当日のチェックリスト


準備した通りにやるだけでスコアは安定します。
① 開場~練習:アプローチ3距離の面タッチ
到着したらアプローチ&バンカーの練習を活用し、50→30→15Yで面タッチを合わせます。
パターは段またぎの距離感を往復し、上り50cmを残す基準を身体に入れます。
ティーは3W/UTのハーフスイングでミート確認、曲がり幅の上限を把握しておきます。
最後に1~3番の狙い所を頭で再生し、初手クラブを口に出して確定します。
このルーティンで僕は朝イチのOBゼロを継続できています(忘れ物なしの持ち物チェック)
② スタート直前:傾斜イメージと初手クラブ
スタート5分前は深呼吸→ルーティン→初手クラブ確認の順で整えます(レッスン型ルーティンの作り方)
その日のグリーンスピードと段の効きを観察し、上りのOKエリアを脳内に焼き付けます。
風が読みにくい日は番手上げで弾道を低く、狙いは花道第一に据えます。
“ピンを狙わない勇気”の合言葉だけで余計なミスが減ります。
僕はここで余計な一発狙いを封印できるようになりました。
③ 反省メモ:面外しの原因を即メモ
ミスは“面外し”“下り残し”“番手過少”の3カテゴリで即メモ化し、次のホールから修正します。
対策(番手上げ・落とし所変更・花道活用)をセットで書くと再現性が高まります。
3パットは“段またぎ”か“速い下り”かを事実で振り返り、原因に応じて狙いを修正します。
ドラコン/ニアピンは結果より選択プロセスを評価し、成功の型を固めましょう(似た難度のコース攻略例)
僕はこの振り返りで次回の番手テンプレが洗練され、100切りの安定感が増しました。
まとめ:
西那須野カントリー倶楽部 攻略法まとめ


西那須野カントリーは“置く→乗せる→2パット”で安定させるのが正解です。
鍵は段グリーンの「同じ面」に止めること、ピンハイ欲は封印しましょう。
ティーは3W/UT中心でミート優先、飛ばすより角度とライを残します。
パー5は3打目勝負に割り切り、決め距離のウェッジで面の中央へキャリー。
ショートは高く止めるより“外し所”を決めて上りを残すのが賢いです。
9番・15番はドラコンでも無理をせず、フェアウェイ確保が最優先です。
12番などガードの強いホールはOK面の中央を狙い、段またぎを避けます。
練習は50/30/15ヤードと段またぎパットで距離感の基準を作りましょう。
ラウンド中は“面外し・下り残し・番手過少”を即メモして修正します。
肩の力を抜いて再現性を積み上げれば、100切りはもちろんベスト更新も近いです。
攻略法をインプットしたら、次は実践です。 学んだマネジメントを武器に、西那須野カントリー倶楽部でのベストスコア更新に挑戦しませんか?
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