初見で崩れやすいのがTHE CLUB golf villageです。
僕も初ラウンドで池とコレクションエリアに翻弄され、前半で心が折れかけました。
でも二度目のラウンドでは「刻みの判断」と「転がし中心」に切り替えて、一気にスコアが安定しました。
この記事では、その再現性のある回り方を、体験ベースでわかりやすく伝えます。

初見でもワクワクする戦略派コースです。“転がし正義”が刺さります。UTで安全帯に置き、花道からコロコロ寄せワン。池は見ない勇気でOK。トリプルが消え、自己ベストがぐっと現実的に。次のラウンド候補にぜひ。
THE CLUB golf village攻略法:初見でも崩さないための全体戦略


この記事の戦略を手に、あなたも早速コースへ挑戦しませんか?まずは空き状況だけでもチェックしてみてくださいね。
まずは三大リスクを見極め、無理をしない選択を積み重ねることが要です。
① まず押さえるべき三大リスクと安全思考
このコースは「池」「グリーン周りのコレクションエリア」「一枚グリーンの強い傾斜」が三大リスクです。
初ラウンドの僕は池を真正面に見てしまい、ついフェースを返して左のラフに逃げ、そこから無理をして二連続ミスを出しました。
二度目は池の逆サイドに幅があることを確認し、最初から“安全帯”に置く前提でUTを選びました。
結果としてパーは減っても大叩きは激減し、合計スコアは明確に縮みました。
「まず危険を消す」思考の切り替えが、このコースでは何より効きます。
② 初見ラウンドの目標スコア設定と配点設計
目標は「パー量産」ではなく「トリプル以上を出さない」です。
僕は初回、前半でトリプルを二回出して一気に崩れました。
以後は“各ホールの配点”を決め、危険ホールはボギーで合格、取りどころだけパーを狙う設計にしました。
ミスが出てもボギーで済むと考えれば、気持ちが乱れにくくなります。
配点管理は攻めと守りのスイッチを入れ替える合図にもなります。
③ 当日10分の練習ルーティン(再現性を上げる)
到着後の練習は「30mアプロ→バンカー→ドライバー3球」の10分ルーティンで十分です。
初回は球数を打ちすぎてスイングを迷子にしました。
二回目は30mの距離感を合わせ、バンカーはエクスポーズの確認だけ、ドライバーはテンポ確認に限定しました。
本番で効いたのはアプロの距離感とテンポの安定です。
量よりも“当日に持ち込める再現性”を磨きましょう。
初回ラウンドは“安全帯設計”でOK。日程とスタート枠を確認できます。
ティーショット設計:落とし所と“刻み/攻め”のT字分岐


ティーからの一打で危険方向を消し、次打の広さを残すのが基本方針です。
① 風向き別の番手選択テンプレ(UT主役の理由)
向かい風は+5〜10ヤードを見込み、3WよりUTのほうが曲がり幅を抑えやすいです。
横風は着弾点の幅が広いクラブを選び、ランの出やすい球で“幅”を使い切ります。
追い風は飛距離に目がくらみがちですが、池やペナルティが絡む日はUTでレイアップを優先します。
僕は初回、追い風で欲を出して3Wを握り、池の手前ラフから無理をして痛い目を見ました。
二回目はUTでフェアウェイに置き、結局そのホールはボギーで収まりました。
② 池絡みホールの逆サイド原則
池が右なら左の幅、池が左なら右の幅を“最優先”に狙います。
逆サイドに外しても次打の選択肢が残るのが最大のメリットです。
初回はピン方向に真っ直ぐ撃ちたくなり、結果として池サイドへ寄って心拍が上がりました。
二回目は最初から逆サイドのラフでも良しと決め、精神的な余裕が生まれました。
ピン方向の直線ではなく、安全帯という“面”で狙うイメージが有効です。
③ OB/ペナルティ回避のアドレスと狙い目
危険方向とは反対の足を少し引き、スタンスごと安全側へ向くと出球のブレが減ります。
ボール位置は中間に寄せ、フェース管理がしやすくなってランをコントロールします。
目線は“落とし所の帯”に置き、ピンや池を見ないのがコツです。
僕は危険を見続けるほど体がそちらに反応することを痛感しました。
見ない勇気がOBと池を遠ざけます。
セカンド・レイアップ戦略:花道と次打の“広さ”を最優先


セカンドは「残距離の短さ」ではなく「着弾エリアの広さ」で決めるのが安全策です。
① レイアップ距離は「残りより着弾エリアの広さ」
花道が広い位置に置けば、次のアプローチが楽になります。
僕は初回、残り距離だけで判断して深いラフに入れ、結局もう一打余分に使いました。
二回目は花道の広い80〜90ヤードに置くイメージを徹底しました。
アプロの選択肢が増え、寄せワンの確率が上がりました。
“置きやすい場所に置く”と覚えておきましょう。
② 傾斜ライの番手逃げとミス前提のクラブ選び
つま先上がりは左プッシュ、つま先下がりは右プッシュを前提に方向を取り直します。
番手は一つ上げてコンパクトに振ると、フェース管理がしやすくなります。
ミスが出る前提で“届かなくても安全”な場所へ逃がすのがコツです。
僕は二回目から、つま先下がりでは無理をせず花道手前に逃がす癖をつけました。
結果的にパーは減らなくても、ボギーで踏みとどまれる率が上がりました。
③ パー5は“2打目で勝負せず3打目で寄せる”
パー5では2打目で無理をせず、3打目勝負に切り替えます。
花道の入り口が広い帯に置くと、ウェッジでの攻め方がシンプルになります。
僕は初回、届きそうな距離で欲を出し、池絡みのサイドに外して大叩きしました。
以後はUTで刻んで80ヤード前後を残し、転がしとスピンの二択にしています。
結果としてボギー上等の安定設計がスコアを救います。
グリーン周り&パッティング:下り速めは転がしが正義


このコースは下りが速く、上からは寄せづらいので“奥→手前”の発想が効きます。
① PW/9I転がしと52°スピンの使い分け基準
下りやエッジ付近はPWや9Iで転がし、落としどころを手前に取ります。
ラフが深くてボールが浮くときは52°でスピンをかけ、着弾を近くしてランを抑えます。
ピンが手前でも、手前側の傾斜が強いときは過度に上げないほうが安全です。
僕は初回、60°で上げにいって転がりすぎ、奥のコレクションエリアに落としました。
二回目は9Iで低く出してトン、トン、コロで1ピンに寄せられました。
② 下り傾斜の落としどころと“奥→手前”安全帯
ピン位置が奥でも、上からの下りは寄らない前提で手前に落とします。
エッジから2〜3歩の“止まる帯”を見つけると、距離が合いやすくなります。
僕は初回、上からの3パットが続き、スコアを無駄に落としました。
二回目は常に手前の平らを探し、そこに落とせる球筋を選びました。
上からよりも、下から上りを残す設計がこのコースでは正解です。
③ ロングパットは距離優先、カップは最後に見る
ロングパットは距離優先、カップは最後に見る。
最初からカップを狙うと、強弱がばらつきます。
僕は二回目、最初のストロークで“ボールが止まる未来”のイメージを強く持ちました。
ラインの最終はカップ際だけ軽く意識し、あとは距離感に集中します。
距離感が合えば3パットは自然に減ります。
罠ホール攻略:大叩きを防ぐ分岐図(例:HC1&最終18番)


罠ホールは“パー狙いを封印してボギー設計”で臨むと破綻しません。
① ティーショットは“幅×危険方向”で決める
ティーから見える恐怖に支配されず、フェアウェイの幅が広い帯を狙います。
危険方向が右なら左帯、左なら右帯を機械的に選びます。
僕は初回、視覚に負けて危険側へ打ち出し、連鎖ミスを呼び込みました。
二回目はスタンスごと安全側へ向け、UTで確実に置きにいきました。
幅のある帯を狙うと、セカンドの選択肢が増えて落ち着きます。
② 2打目は池の対岸を見ない勇気(花道狙い)
池の対岸を直接狙うのではなく、花道の出入口に置くのが正解です。
池越えの一発成功よりも、確率の高い帯を選ぶほうが合計打数は減ります。
僕は二回目、池越えの甘い誘惑を断ち、花道の手前にしっかり刻みました。
そこから転がしで寄せ、楽なボギーでホールアウトできました。
“見ない勇気”がプレッシャーの連鎖を断ち切ります。
③ ボギーOK設計:3オン1パットの現実解
罠ホールは3オン1パット、もしくは3オン2パットでOKです。
パーの欲を抑えるほど、結果的にパーが混ざるのがゴルフの不思議です。
僕は初回、2オン狙いで崩れ、終盤に取り返せませんでした。
以後は花道に置く→転がしで寄せる→上りを残す、の手順を固定しました。
“ボギーで勝つ”発想が安定スコアの土台になります。
ラウンド運びの小技:ミスを最小化する現場テク


小さな固定ルールを積み重ねると、初見でもスコアはぶれにくくなります。
① 朝イチ/昼一/最終のルーティン固定術
呼吸三回→素振り二回→ターゲットを一度だけ凝視、を固定ルーティンにします。
朝イチは“芯に当てるだけ”、昼再開は“テンポだけ”、最終は“方向だけ”を意識します(シャドースイング)。
僕は初回、最終ホールで欲を出し、テンポが速くなってミスを連発しました。
二回目はルーティンを守り、狙いを花道に限定したら落ち着いて振れました。
場面ごとの“一個だけ意識”が過多な思考を防ぎます。
② トラブルショットは“脱出優先”の鉄則
林や深ラフはフェースを開かず、確実に前へ出す選択をとります。
一打で無理をすると、二打三打の連鎖になりやすいです。
僕は初回、枝の下からフックを狙ってOBを重ねました。
以後は低い転がしでフェアウェイに戻すだけに徹しました。
トラブルは“最小失点”が最大の攻めになります。
③ 風・雨・高麗的コンディション変化への即応
風は高さを抑え、ライナー気味の弾道で着弾帯を広く使います。
雨の日は1番手上げ、ランが出ない前提で花道優先に切り替えます。
グリーンが速い日は転がし多め、遅い日はウェッジで近づけてから転がします。
僕は二回目の小雨ラウンドで、早めに“花道シフト”に切り替えて助かりました。
当日の変化を早く受け入れることが、崩れないコツです。
攻略法はバッチリですね!あとは実践あるのみ。次のラウンドで自己ベスト更新を目指しましょう!
まとめ:THE CLUB golf village 攻略の重要ポイント


このコースは欲と恐怖を試してくる戦略型の舞台です。
危険を見ない勇気と、置きにいく冷静さがスコアを守ります。
僕の体験でも、UT主体・花道優先・転がし中心に変えた瞬間、トリプルが消えました。
“ボギーで勝つ”設計を固定すれば、初見でも崩れません。
次のラウンドは、ぜひこの分岐図で落ち着いて回ってください。
最後に、この記事でお伝えしたスコアメイクの要点をまとめました。
- 大原則は「ボギーで勝つ」設計パーを狙うよりも「トリプルを叩かない」ことを最優先にしましょう。難しいホールはボギーで良しとする気持ちが、大崩れを防ぎます。
- ティーショットはUTが主役飛距離の欲を抑え、フェアウェイの広いエリアに確実に置くことが重要です。特に池が絡むホールでは、必ず逆サイドの安全な場所を狙ってください。
- セカンドは「花道の広さ」を最優先グリーンまでの残り距離の短さより、次のアプローチがしやすい「広い場所」へボールを運びます。パー5は無理せず3打目勝負に切り替えるのが賢明です。
- グリーン周りは「転がし」が正義下りの傾斜が速いため、ウェッジで高く上げるよりPWや9Iで低く転がす方が安全です。ピンの位置に関わらず、必ず手前から攻めて上りのパットを残しましょう。
- 危険な方向を「見ない勇気」池やOBゾーンなどのハザードを意識しすぎると、体もそちらに反応してしまいます。スタンスを安全な方向へ向け、狙うべき広いエリアだけを見る勇気がスコアを守ります。
▼あわせて読みたい関連記事▼
・ドライバーの曲がりに悩む人へ:ゴルフドライバースライス完全克服!原因と直し方
・3パットを確実に減らす:パター距離感のつかみ方|3パットがなくなる練習法
・レイアップ精度を上げる練習:ゴルフアプローチ練習の決定版!基本を整理