こんにちは、100切先生カズです。
今回は「サンヒルズカントリークラブ攻略法」を、一次情報に基づいて“安全第一でスコアを作る”視点からまとめました。
36ホール(EAST/WEST)の性格差、池のプレッシャー、大型ベントの速さにどう備えるかを、僕自身の体験談も交えて解説します。
ドラコン・ニアピン推奨ホールやレンジの使い方まで一気通貫でいきます。
100切先生カズ池は+1番手、グリーンは順目先読み。攻め所と守り所が明快で、スコア設計が楽しいサンヒルズ。朝の270yレンジで弾道を合わせれば、ベスト更新が近づきます。景観も爽快、プレー後の余韻まで心地よいコースです。30代の僕でもワクワク。
サンヒルズカントリークラブ攻略法|100切先生カズの勝ち筋


まずはコースの実像を事実で押さえ、そこから逆算して“無理をしないスコア設計”を組み立てます。
① サンヒルズの実像と前提条件(36H・設計・設備)
サンヒルズはR・T・ジョーンズJr.設計の36ホール丘陵コースで、EASTとWESTの二枚看板が特徴です。
楽天GORAの公式ガイドにも36ホール・総距離13,640Y・Par144、設計者表記や運営PGMの記載が整理されています。
レンジは270yで、公式サイトは「26打席」、楽天GORA表記は「25打席」となっており、現地運用差を踏まえて“約25–26打席”と理解しておくのが無難です。
※打席数は楽天GORA表記「25打席」、公式サイト表記「26打席」。表記差があるため当日フロントでの確認を推奨します。
WESTは“開放的なアメリカンスタイル”で池絡みの戦略性が強調され、EASTは“緑濃い森林で多彩なショット要求”と性格付けが明言されています。
ドラコン推奨はEAST2/EAST15/WEST5/WEST13、ニアピン推奨はEAST7/EAST17/WEST7/WEST12で、当日の狙い所設計に活かせます。
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② まずは“池マネ”から:危険帯の見抜き方と安全弾道
サンヒルズは景観としての池が多いだけでなく、WESTの要所で実力テスト的に絡んできます。
僕の体験では、初訪問時に“池越えの見た目圧”で番手が縮み、キャリーが足りずに手前バンカー→ボギーが連鎖しました。
※以下は筆者のラウンド体験に基づく所感であり、実施判断は当日のコンディションを優先してください。
対策はシンプルで、池の“最短越えライン”ではなく“安全に2クラブ大きいライン”を前夜に宣言しておくことです。
特にWESTのINはアップダウンと風の読み違いが出やすいので、池方向は“上に1番手”をルール化して被害最小を狙います。
グリーン周りで池が視界に入る時は、花道方向へ“外す勇気”を選ぶと3パットやビッグナンバーを防げます。
③ 大型ベントのパット術:順目・面・スピードの三段読み
1グリーンのベントは速度が出やすく、面で転がりが増しやすい設計なので“順目・傾斜・初速”を分解して読むのが安全です。
カップ手前で最後に利く“面の向き”を第一優先にし、曲がり量は“半分+流し込み”のイメージが有効でした。
下り順目は“狙いを小さく・ストロークを短く”が原則で、外しても返しが上りになるライン取りを選びます。
芝目が効く午後は特にスピード優先で、ライン読みより“タッチを先に決めてから方向”の順番にすると成功率が上がります。
アプローチはSW一本槍にせず、UT・PTの転がしを混ぜると3打目入れ替え理論でボギーセーブが安定します。
④ ドラコン推奨ホールの攻め筋(E2/E15・W5/W13)
楽天GORAの“ドラコン推奨”はティーショットで伸ばしやすい設計の目安で、ここは飛ばしよりFWキープ重視の“安全ロング”が好結果でした。(ドラコン推奨ホールの指定は楽天GORAのコース案内に準拠)
EAST15はINの伸ばし所ですが、2打目以降のライ確保を優先して“やや低スピンのフェード”が僕の安定解です。
WEST5と13はセカンドの番手が短くなるメリットがある反面、左のミスが池やラフに絡む印象なので、右サイド余裕を持っておきます。
いずれも“飛ばす=突っ込む”ではなく、狙い幅を広くしてキャリーで安全地帯が100切りの王道です。
ドラコンホール以外での無理打ちは期待値が低いので、伸ばし所と守り所の非対称性を徹底しましょう。
⑤ ニアピン推奨ホールの寄せ筋(E7/E17・W7/W12)
ニアピン推奨は“高さで止める”欲が出ますが、サンヒルズの速い面では“番手を1つ上げて着弾速度を落とす”方が寄ります。 (ニアピン推奨ホールの指定は楽天GORAのコース案内に準拠)
EAST17などのショートは、風の読み違いでショートが増えるので“ティーを低め・ライン出し”でスピン過多を抑えるのがコツです。
W12はINの流れで手前ミスが増えやすく、花道側に逃げてもパーが拾える配置に見えたので“右or手前”を安全側に設定します。
グリーン奥は返しが速くなりがちなので“ピンハイ奥はNG”を合言葉に、手前から登らせるルートを選択しましょう。
ショート番手は“普段より1つ大きく+コンパクトスイング”が、グリーン面に素直な球を落とす近道です。
⑥ EAST攻略:要所ホールの番手選択とレイアップ基準
EASTはOUTがアイアン精度勝負、INはロングドライブがスコアに直結すると公式が示しています。
実ヤーデージで見ると、INはBlack606yの#11や553yの#18など、3打目勝負に切り替えやすいホールが点在します。 (ヤーデージはBlackティー基準の数値)
#12の長めパー3は“番手上げ+グリーンセンター”宣言で、ピンを深追いしない方が3パットやショートサイドの事故が減りました。
#15はドラコン推奨ですが、セカンドを打ちやすい場所を優先して“抑えフェード”でフェアウェイ中央右の幅を使います。
総じてEASTは“外して良いサイドを常に決める”が要で、ピンハイ奥を禁じ手にすればボギーセーブが安定します。
⑦ WEST攻略:池絡み帯の割り切り方とティー戦略
WESTはOUTからINにかけて表情が変わり、池を巡る戦略とグリーン攻略の“二段テスト”が待っています。
ヤーデージ表では、OUTの#4(Par3 200y Black)やINの#13(Par5 528y Black)など、番手の選び直しを迫る見せ場が並びます。 (記載ヤーデージはいずれもBlackティー基準)
僕は初ラウンドで#4を軽いフォローと誤読して1クラブ下げ、手前バンカー→寄せきれずボギーという“典型”を踏みました。
以後は“池越え見た目圧=+1番手”をルール化し、グリーンセンター狙いに固定したらパー・ボギーで安全に抜けられました。
ティーショットは左の突っ込み厳禁で、曲げ幅を小さくする弾道選択(フェードorドロー固定)を徹底すると被害が減ります。
⑧ 朝レンジ270Yの使い方:その日だけの弾道計測ルーティン
現地レンジは270yで、公式は26打席・楽天GORAは25打席と表記差があるため、混雑時は早め入りが安心です。 (混雑やメンテナンスにより一部打席クローズの場合あり)
ウォームアップは“キャリー基準合わせ→高さ合わせ→最後に方向性”の順で、当日の風と気温に即した実測イメージを作ります。
特に池越え想定の番手は、レンジで“番手+1で同じキャリー”を練習しておくと本番で迷いが減ります。
アプローチはPT/UTの転がしを必ず数球入れて、スピード速めの面で“1クッション”の距離感を先に掴んでおきます。
パターは3〜10mの距離感優先で、下り順目の“届かせない勇気”を確認してからスタートに向かいます。
⑨ 80台〜100切り別スコアプラン:目標別ゲームプラン表
100切り狙いは“トリ回避>パー量産”で、池絡みはレイアップ宣言・ロングは3打目勝負に寄せるのが統一ルールです。
90台前半はドラコン推奨ホールのみ“振る”を解禁し、その他はFWキープで“ボギーOK”の配点にします。
80台はパー3のクラブ選択を固定化し、下りのファーストパットを“1m手前止め”に設定すると3パットが激減します。
ニアピン推奨は“1つ上げて小さく振る”で、ピンハイ奥を封印すると取りこぼしが最小化されます。
全層共通で“外して良いサイドを先に決める”が合言葉で、罠は“攻めと守りの境界が曖昧になること”です。
⑩ 進行・同伴対策:ミス後の最速リカバリー動線
カートはリモコン・GPS付きで、打つ人以外は先行して動く“ながら進行”がしやすい設計です。
暫定球やペナルティ救済の宣言を早めに行い、池絡みでは“打ち直しorドロップ”を即決することで流れを切らしません。
クラブバスの事前予約や集合時刻の共有など、当日のオペレーションも楽天GORAの案内に沿って準備しておくと安心です。
レンジ混雑時はパター優先で基準作りを終えてから、打席が空いたら番手合わせに短時間で切り替える段取りが有効です。
同伴者とは“狙い所・外してOKのサイド”をホール前に一言共有して、判断の迷いをゼロにします。
詳細な攻略イメージは掴めましたか? “池マネ”と“面読み”を実践し、ベストスコア更新を目指しましょう。プレー日の天気やお得なプランは、早めにチェックしておくと安心です。
まとめ|サンヒルズで“事故を減らす人”が100を切る


サンヒルズはEASTの多彩な要求とWESTの池戦略という二段構えが魅力であり、同時にスコアの落とし穴でもあります。
“池は+1番手でセンター”“下り順目は届かせない”“ドラコン推奨だけ少し攻める”の3原則を守るだけで別コースのように楽になります。
270yレンジで当日のキャリーと高さを合わせ、ニアピンは番手を上げて着弾速度を落とす。これが100切りの最短ルートです。
最後に、ピンハイ奥は禁句・外して良いサイドを先に決める。この“守りの言語化”こそサンヒルズ攻略の本質です。
※本記事のコース基本情報は楽天GORAおよび公式サイトの一次情報に基づき、2025年10月時点の内容を参照しています。
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