ゴルフ用語初心者一覧をお探しの皆さん、こんにちは!ゴルフ用語の覚え方で悩む初心者向けに、この記事では基本から応用までを網羅的に解説します。
英語と日本語が混在するゴルフ用語の一覧や、独特なスコアの計算方法、プレー中に飛び交うパー以外のよく使う用語など、覚えることが多くて大変ですよね。このままだと、せっかくのラウンドで会話についていけず、楽しさも半減してしまうかもしれません。
でも、もう大丈夫!この記事を読めば、ショットの種類と違いやコースのレイアウト解説といった基本はもちろん、憧れのフェードの打ち方のコツ、ピンの狙い方とマナーまで身につきます。
さらに、ゴルフ用語のかっこいいフレーズ集やゴルフの褒め言葉、「ナイスショット」の言い換え一覧で、仲間とのコミュニケーションも完璧に。ちょっとマニアックな用語の意味と使い方もマスターして、あなたのゴルフライフを何倍も豊かにしましょう!
- 初心者がまず覚えるべき必須ゴルフ用語
- スコアやショットに関する実践的な言葉
- コースで使うとスマートなかっこいいフレーズ
- ゴルフ仲間との会話が弾むコミュニケーション用語
ゴルフ用語初心者一覧|基本から覚えよう

ゴルフ用語の覚え方【初心者向け】
ゴルフ用語って、本当にたくさんありますよね。僕もゴルフを始めたての頃は、「OBって何?」「パーってどういう意味?」とチンプンカンプンでした。分厚い用語集を丸暗記しようとして、3ページで挫折したのも良い思い出です(笑)。
結論から言うと、ゴルフ用語を効率的に覚えるコツは、「プレーの流れ」や「シーン」とセットで覚えることです。一つ一つの単語を独立して覚えようとすると大変ですが、「ティーショットで使う言葉」「グリーンで使う言葉」というように、場面と関連付けると、不思議とすんなり頭に入ってきます。ゴルフというスポーツの流れの中で、言葉を体験としてインプットしていくイメージですね。
ゴルフ100切り道場:カズ
僕自身、一番効果があったのは、コースで先輩に「今のは何て言うんですか?」と、その都度質問攻めにしたことですね!最初は恥ずかしいかもしれませんが、生きた言葉として覚えられるので、記憶への定着率が全然違いますよ。この記事でも、皆さんがプレーする姿をイメージしやすいように、シーン別に解説していくので安心してくださいね!
初心者向け・用語の覚え方3ステップ
- まずはこの記事で全体像をざっくり掴む
- 次に練習場やコースで実際に言葉を使ってみる
- 分からない言葉はすぐに調べるか、仲間に聞く
このサイクルを繰り返すのが、上達への一番の近道です。このステップで進めれば、どんな初心者の方でも自然と言葉が身につきます。
いきなり全てをマスターする必要はありません。まずは、ゴルフ仲間との会話でよく出てくる基本的な言葉から、少しずつ自分のものにしていきましょう。そうすれば、プレーがもっと楽しく、そして奥深くなるはずです。
ゴルフ用語一覧

ゴルフ用語には、英語が語源となっているものが非常に多いです。ここでは、特に基本的な用語を、日本語の意味と英語の表記をセットでご紹介します。英語も一緒に覚えておくと、海外のゴルフ中継を見るときなどにも役立ちますよ。
まずは、これだけは押さえておきたい基本中の基本の用語です。これらの用語を知らないと、プレーの進行にも影響が出る可能性があります。
日本語(カタカナ) | 英語表記 | 簡単な意味 |
---|---|---|
OB(オービー) | Out of Bounds | プレーが禁止されている区域のこと。ここにボールが入ると罰打が課されます。 |
パー | Par | そのホールの規定打数。スコアの基準となります。 |
アドレス | Address | ボールを打つために構えること。クラブのソールを地面につけた時点でアドレスとみなされます。 |
ストローク | Stroke | ボールを打つこと(空振りも1打として数えます)。打数のことです。 |
ハザード | Hazard | 池やバンカーなどの障害物の総称。プレーを難しくする要素です。 |
ラウンド | Round | 18ホールをプレーすること。半分の9ホールを回ることを「ハーフラウンド」と言います。 |
豆知識:和製英語に注意!
ゴルフ用語の中には、「テンプラ」や「チョロ」のように日本で生まれた言葉や、「ニアピン(Nearest to the Pinが正式)」のように和製英語もたくさんあります。海外では通じないこともあるので、頭の片隅に置いておくと面白いかもしれませんね。
これらの用語は、スコアカードを書くときや、仲間とプレーについて話すときに頻繁に出てきます。最初は戸惑うかもしれませんが、ラウンドを重ねるうちに自然と身についていくので、焦らずいきましょう。
ゴルフ用語スコアの計算方法
ゴルフのスコアは、各ホールの「パー(規定打数)」を基準に数えます。例えば、パー4のホールを4打で終えれば「パー」、5打かかれば「ボギー」となります。このスコアの呼び方を覚えるだけで、ゴルフ観戦もプレーも何倍も面白くなりますよ!
僕が生徒さんにスコアの数え方を教えるとき、よくこんなエピソードを話します。ある生徒さんが、パー4のホールを6打で終えて、「カズさん!ダボでした!やったー!」と満面の笑みで報告してくれたんです。
「ダボ」は「ダブルボギー」の略で、パーより2打多いスコアのこと。決して良いスコアではないのですが、彼は「ダブル」という言葉の響きから、何かすごいことを達成したと勘違いしていたんですね(笑)。
そんな微笑ましい勘違いを防ぐためにも、ここでしっかり覚えておきましょう!
スコア | 呼び方 | パーに対する打数 |
---|---|---|
-3 | アルバトロス (Albatross) | パー5を2打で!奇跡のスコア。 |
-2 | イーグル (Eagle) | 鷲のように力強い!素晴らしいスコア。 |
-1 | バーディー (Birdie) | 小鳥のように可愛い!嬉しいスコア。 |
0 | パー (Par) | 基準打数。ナイスプレー!これを目標に頑張りましょう。 |
+1 | ボギー (Bogey) | 一つ多い。でも、アマチュアにとっては平均的なスコアです。 |
+2 | ダブルボギー (Double Bogey) | 「ダボ」の略。ちょっと痛いミスですが、初心者にはつきものです。 |
+3 | トリプルボギー (Triple Bogey) | 「トリ」の略。大叩きの始まり…。ここから崩れないメンタルが大事です。 |
ホールインワンとアルバトロス
パー3のホールで、ティーショットが直接カップインすることを「ホールインワン」と言います。これはスコア上ではイーグル(規定打数3-1打=2打少ない)と同じですが、特別なものとして扱われます。アルバトロスは、ホールインワンよりも達成が難しいと言われる、まさに夢のスコアですね!
まずは、パー、バーディー、ボギー、ダボの4つを覚えれば、ラウンド中の会話には十分ついていけます。スコアを正しく理解できると、自分のプレーの分析や目標設定にも繋がり、ゴルフの楽しさが一層深まります。
ゴルフでよく使う用語【パー以外】

スコア以外にも、プレーをスムーズに進めるために知っておきたい用語がたくさんあります。特に、プレーの順番やルールに関わる言葉は、マナーとしても重要です。ここで紹介する用語を知っているだけで、「お、この人ゴルフを知ってるな」と一目置かれるかもしれませんよ!
プレーの進行に関する用語
ゴルフは同伴者と円滑にプレーを進める「プレーファスト」がとても大切です。そのために必要な用語をいくつかご紹介します。
- オナー (Honor):そのホールで最初にティーショットを打つ人のこと。前のホールで最もスコアが良かった人が次のホールのオナーになる権利を得ます。名誉なことなので、胸を張って打ちましょう。
- 暫定球 (Provisional Ball):打ったボールがOBや紛失(ロストボール)の可能性がある場合に、念のため打っておく予備のボールです。時間を節約するための重要なルールなので、初心者の方は特に「暫定球お願いします」と宣言する癖をつけましょう。
- ドロップ (Drop):池(ペナルティエリア)に入った場合など、ルールに従ってボールを拾い上げ、膝の高さから落としてプレーを再開することです。
ゴルフ100切り道場:カズ
初心者の頃、暫定球を打たずにOBゾーンまで行ってしまい、またティーグラウンドまで走って戻る…なんてことをやって、同伴者に大迷惑をかけたことがあります(笑)。「暫定球、打ちます!」の一言が、みんなの時間を守ることに繋がるんですよね。
安全確保のための最重要ワード
これは絶対に覚えてください。自分や同伴者の安全に関わる、ゴルフで最も大切な言葉です。
フォアー (Fore)
打ったボールが、隣のホールや人に飛んでいってしまい、危険を知らせるときに叫ぶ言葉です。「ボールがそっちへ行くぞ、危ない!」という意味ですね。もしコースで「フォアー!」という声が聞こえたら、すぐに頭を下げてしゃがみ、腕で頭を保護する姿勢をとってください。これは冗談抜きで、命を守るための行動です。
叫ぶことをためらわないで!
万が一、自分が打ったボールが人に当たりそうになったら、恥ずかしがらずに、ありったけの大声で「フォアー!」と叫んでください。あなたのその一声が、重大な事故を防ぎます。
これらの用語は、ただの言葉ではなく、ゴルフというスポーツを安全で快適に楽しむための知恵です。しっかりと意味を理解し、適切な場面で使えるようになりましょう。
ゴルフ用語コースレイアウト解説
ゴルフコースは、様々なエリアで構成されています。それぞれのエリアの名前と特徴を知ることで、コース戦略(マネジメント)を立てやすくなりますよ。ここでは、1つのホールを例に、各エリアの役割を解説します。
1. ティーイングエリア (Teeing Area)
各ホールのスタート地点です。「ティーグラウンド」とも呼ばれます。ここから第1打(ティーショット)を打ちます。レギュラーティー(白)、バックティー(青)、レディースティー(赤)など、レベルに応じて複数のティーが設定されています。
2. フェアウェイ (Fairway)
ティーイングエリアからグリーンまで続く、芝が短く刈り揃えられたエリア。ボールが打ちやすいため、ティーショットはまずこのフェアウェイを狙うのが基本戦略です。ここをキープできるとスコアもまとまりやすくなります。
3. ラフ (Rough)
フェアウェイの両脇にある、芝が長く伸びたエリア。芝の抵抗が強いため、ボールを打つのが難しくなります。初心者のうちは、このラフに苦しめられることが多いですね…。僕も、ラフからの脱出だけでスコアを崩した経験は数え切れません。
4. バンカー (Bunker)
砂が入った窪地のこと。グリーン周りをガードするように配置された「ガードバンカー」と、フェアウェイの途中にある「クロスバンカー」があります。脱出には特殊な技術が必要となる、代表的なハザードです。
5. グリーン (Green)
各ホールの最終目的地。芝が非常に短く刈られており、カップ(ホール)が切られています。ここでは「パター」という専用のクラブを使って、ボールを転がしてカップインを狙います。ここの出来がスコアを大きく左右します。
ハザードって何?
コース上の障害物を総称して「ハザード」と呼びます。バンカーや池などがこれにあたります。2019年のルール改正で、池や小川などを指す「ウォーターハザード」は「ペナルティエリア」という名称に変わりました。ただ、会話の中では今でも「池ポチャ」や「ウォーターハザード」という言葉がよく使われますね。
これらのコースレイアウトを理解すると、「ラフを避けてフェアウェイに置きたい」とか、「あのバンカーには絶対に入れたくない」といった、具体的なコースマネジメントができるようになります。ただ闇雲に打つのではなく、コースをしっかり見て戦略を考えることが、スコアアップへの第一歩ですよ。
ゴルフ用語初心者一覧|実践で役立つ知識

ショットの種類とフェードの打ち方のコツ
ゴルフには、ナイスショットだけでなく、様々なミスの名前も存在します。自分のミスがどの種類なのかを理解することが、上達への近道です。ここでは、代表的なショットの用語と、憧れの球筋「フェード」の打ち方のコツを伝授します!
よくあるミスショットの用語
誰しもが通る道です。これらの言葉を覚えたら、あなたも立派なゴルファーの仲間入りですよ(笑)。
- スライス (Slice):ボールが利き腕の方向(右打ちなら右)へ大きく曲がっていくこと。初心者が最も陥りやすいミスです。
- フック (Hook):スライスの逆で、利き腕と反対の方向(右打ちなら左)へ大きく曲がること。
- トップ (Top):ボールの上っ面を叩いてしまうミス。ボールが上がらず、ゴロになってしまいます。
- ダフリ (Duff):ボールの手前の地面を叩いてしまうミス。飛距離が大幅に落ちます。「ダフる」とも言います。
ゴルフ100切り道場:カズ
僕のスライスは本当にひどくて、一時期「右の林の番人」と呼ばれていました。ボールが全部、吸い込まれるように右の林へ…(泣)。原因を分析して、練習を重ねて、ようやく克服できた時の喜びは今でも忘れられません。ミスを理解することが、本当に大事なんです。
憧れの球筋!フェードの打ち方のコツ
ミスショットであるスライスとは違い、意図的にボールを右に曲げるショットを「フェード」と言います。左に打ち出したボールが、ゆるやかに右に戻ってきてターゲットに落ちる、コントロールされた美しい球筋です。プロゴルファーにも多くのフェードヒッターがいます。
初心者でも試せる!フェードの打ち方のコツ
難しそうに聞こえますが、原理は単純です。まずは、以下の2点を試してみてください。
- オープンスタンスで構える:ターゲットラインより少し左を向いて構えます。体は左、クラブフェースはターゲット、という向きのズレがボールにスライス回転をかけます。
- カット軌道で振る:ボールに対して、クラブヘッドをアウトサイド(外側)からインサイド(内側)へ、少しだけ「切る」ようなイメージでスイングします。
スライスとフェードは紙一重
意図してコントロールされた球筋が「フェード」、意図せず大きく曲がってしまうのが「ミスショットのスライス」です。まずは自分の持ち球(自然に出やすい球筋)を理解し、それを武器にできるよう練習するのがおすすめです。
ゴルフ用語ピンの狙い方とマナー

グリーン上でカップの位置を示す旗竿、それが「ピン」です。アプローチショットやパッティングでは、このピンを基準にした様々な用語が使われます。ピン周りの用語とマナーを覚えて、スマートなゴルファーを目指しましょう。
ピンに関する用語
- ニアピン (Nearest Pin):アプローチショットで、ボールが最もピンに近づくこと。コンペの賞になったりもしますね。「一番近くに寄せる」という意味です。
- ピンハイ (Pin High):打ったボールが、ピンとちょうど同じ距離(横の位置)に止まること。「距離感は完璧だったね!」というニュアンスで使われます。
- べタピン:ショットがピンのすぐそばにピタッと寄ること。これはもう、最高の褒め言葉です!
ピンの狙い方とグリーン上のマナー
ピンを狙う際は、ただ闇雲に突っ込むだけが戦略ではありません。特に初心者のうちは、グリーンのセンターや、ピンの手前を狙うのがセオリーです。奥のバンカーやラフなどの難しい場所を避け、次のパットがしやすい場所にボールを運ぶのが賢明なマネジメントです。
そして、グリーン上はゴルフ場で最も神聖な場所。マナーを守ることが強く求められます。
グリーン上で守るべき3大マナー
- 人のパッティングラインを踏まない:ボールとカップを結ぶライン上は、ボールの転がりに影響するため、絶対に踏まないようにしましょう。
- ボールマークを直す:ボールがグリーンに着地した際にできる凹み(ボールマーク)は、グリーンフォークを使って自分で直すのがゴルファーの義務です。
- ピンを丁寧に扱う:全員がホールアウトするまでピンを抜いておく場合、グリーンを傷つけないようにそっと置きましょう。
これらのマナーは、ゴルフ規則にも定められている重要な項目です。美しいコースを維持し、皆が気持ちよくプレーするために、しっかり心に留めておきましょう。
参考情報サイト:公益財団法人日本ゴルフ協会(JGA)「ゴルフ規則」
URL: https://www.jga.or.jp/jga/html/rules/rules.html
ゴルフ用語かっこいいフレーズ集
基本的な用語を覚えたら、次はちょっと通っぽく聞こえる「かっこいいフレーズ」も使ってみたくなりますよね!仲間との会話でサラッと使えると、ゴルフがもっと楽しくなること間違いなし。ただし、使いどころを間違えるとちょっと恥ずかしいので、意味をしっかり理解してから使いましょう(笑)。
ゴルフ100切り道場:カズ
僕も初心者の頃、意味もよく分からずに「今のショット、マン振りしちゃったよ〜」なんて言っていました。今思うと顔から火が出そうですが、そういう時期も大切ですよね!ここでは、僕が実際にコースでよく聞く、そして使うフレーズを厳選しました。
- 「砂イチ(すないち)」 バンカーショットを一発でグリーンに乗せ、さらに次のワンパットでカップインさせること。「サンドセーブ」とも言います。これを決めると、プロ並みにカッコいいです!
- 「ベタピン」 前述もしましたが、ショットがピンの根元に「ベタッ」とくっつくくらい近くに寄ること。「今のショット、ベタピンじゃん!」なんて言われたら、一日中ご機嫌でいられますね。
- 「マン振り(まんぶり)」 文字通り、「最大限の力でスイングする」こと。「次のホールは広いからマン振りするぞ!」のように使います。ただし、力みすぎてミスショットになることも多い、諸刃の剣です。
- 「ごっつぁんバーディー」 前の人が打ったパットのラインがすごく参考になって、おかげで自分もバーディーが取れた、というようなラッキーなバーディーのこと。「お先にどうぞ」と譲ってもらった短いパットが入った時などにも使います。
フレーズの乱用には注意!
これらのフレーズは、会話を盛り上げるスパイスのようなものです。連発しすぎると、かえって「知ったかぶり」に見えてしまう可能性も。場の空気を読みながら、ここぞという時に使うのがスマートですよ。
まずは同伴者が使っているのを聞いて、タイミングを学ぶのがおすすめです。自然に使えるようになると、ゴルフ仲間との一体感も増していきます。
ナイスショットの言い換え一覧と褒め言葉

同伴者の良いプレーに対して、すかさずポジティブな声をかける。これは、ゴルフの楽しさを倍増させる最高のマナーです。でも、毎回「ナイスショット!」だけだと、ちょっとワンパターンに感じませんか?状況に応じた褒め言葉のレパートリーを増やして、コミュニケーション上級者を目指しましょう!
状況別の褒め言葉・言い換えフレーズ
「ナイスショット!」は万能ですが、少し具体的に褒めてあげると、言われた方はもっと嬉しくなります。
状況 | 褒め言葉フレーズ | ポイント |
---|---|---|
ティーショットが見事にフェアウェイへ | 「ナイスショット!」「ナイスフェアウェイ!」 | 力強く、ストレートな球筋を褒めます。 |
アプローチがグリーンに乗った時 | 「ナイスオン!」 | グリーンに乗せること自体がナイスプレーです。 |
難しい状況から見事に脱出した時 | 「ナイスリカバリー!」 | ミスを取り返す素晴らしいプレーを称賛します。 |
アプローチがピンに寄った時 | 「ナイスアプローチ!」「グッドショット!」 | 距離感の良さ、技術の高さを褒めます。 |
パットが惜しくも外れた時 | 「惜しい!」「ナイスタッチ!」 | 結果は残念でも、距離感や方向性を褒めます。 |

僕が生徒さんとラウンドする時は、特に「ナイスタッチ!」をよく使います。パットは入るか入らないか結果がハッキリ出ますが、そこまでのプロセス、つまり距離感を合わせる技術がとても重要なんです。結果だけでなく過程を褒めることで、モチベーションも上がりますからね!
上級者への声掛けは慎重に
注意したいのが、ゴルフ上級者への声掛けです。初心者から見れば素晴らしいショットでも、本人にとっては納得のいかないミスの可能性があります。そんな時に「ナイスショット!」と言ってしまうと、嫌味に聞こえてしまうことも…。相手の表情や雰囲気をよく見て、確信が持てない時は「おー!」や「行きましたね!」のような感嘆詞に留めておくのが無難かもしれません。
大切なのは、相手のプレーに関心を持ち、心からの言葉をかけることです。うまい言い回しよりも、その気持ちが一番伝わります。お互いに褒め合い、励まし合って、楽しい一日を作り上げていきましょう。
ゴルフ用語マニアックな意味と使い方
さて、ここからは少し上級編。知らなくてもプレーに支障はありませんが、知っているとゴルフ談義が一段と深まる、ちょっとマニアックな用語をご紹介します。ゴルフ好きの友達や先輩との会話で出てくるかもしれないので、頭の片隅に入れておくと役立つかもしれません。
1. チーピン
打ち出した瞬間から、ボールが急激に左方向へ曲がりながら低く飛んでいく、最悪のミスショットの一つ。麻雀牌の「七筒(チーピン)」の模様に軌道が似ていることから名付けられました。これが止まらなくなると、精神的にもかなり追い込まれます…。僕も経験がありますが、思い出したくもないですね(笑)。
2. テンプラ
ボールが真上に高く上がり、飛距離がほとんど出ないミスショット。揚げ物の「天ぷら」のように、ボールを高く「揚げる」ことから来ています。ドライバーでティーを高くしすぎた時などに出やすいです。
3. スタイミー (Stymie)
自分のボールとカップとの間に、木などの障害物があって、直接グリーンを狙えない状況のこと。昔のルールでは、マッチプレーで相手のボールがスタイミーになることもありましたが、現在はボールをマークして拾い上げられるので、この言葉が使われる機会は減りました。ですが、林の中からのショットなどでは、今でも「スタイミーな状況だ」と表現することがあります。
4. アンジュレーション (Undulation)
フェアウェイやグリーンの「起伏」や「うねり」のこと。「このグリーンはアンジュレーションがキツい」のように使います。コースの難易度を左右する重要な要素です。
ゴルフ用語の語源は面白い!
ゴルフ用語の語源を調べてみると、意外な発見があって面白いですよ。例えば、スコアの「バーディー(Birdie)」は、昔あるプレーヤーが素晴らしいショットを打った時に「That was a bird of a shot!(鳥のように素晴らしいショットだ!)」と言ったことが由来とされています。こんな豆知識を知っていると、ゴルフ仲間との会話も弾みますね。
これらのマニアックな用語は、無理に使う必要は全くありません。ただ、言葉の意味を知っておくことで、解説者の言っていることが理解できたり、ゴルフの奥深さに触れたりするきっかけになります。知識もゴルフの楽しみ方の一つ、と捉えてみてください。
まとめ:ゴルフ用語初心者一覧で楽しく学習


今回は、ゴルフ初心者がまず覚えておきたい必須の用語を、様々な角度から解説してきました。最後に、この記事の重要なポイントをまとめておさらいしましょう!
- ゴルフ用語はシーンやプレーの流れとセットで覚えるのが効率的
- OBやパーなど英語由来の基本的な言葉はまず押さえる
- スコアはパーを基準にバーディーやボギーで数える
- プレーファストのためにオナーや暫定球の意味を理解する
- 安全のための最重要ワードは「フォアー!」
- コースの各エリア名を知ると戦略が立てやすくなる
- スライスやダフリなど自分のミスの種類を把握することが上達の鍵
- 意図的にボールを曲げるフェードショットは憧れの技術
- グリーン上では人のラインを踏まないなどマナーが大切
- ボールマークは自分で直すのがゴルファーの義務
- 「砂イチ」や「ベタピン」は知っていると通に見えるかっこいいフレーズ
- 状況に応じて「ナイスオン!」など褒め言葉を使い分ける
- 上級者への声掛けは相手の気持ちを考えて慎重に
- チーピンやテンプラなどマニアックな用語は会話のスパイスになる
- 言葉を覚えることでゴルフはもっと深く面白くなる



ゴルフ100切り道場:カズ
いかがでしたか?たくさんの用語が出てきて、頭がパンクしそうかもしれませんね(笑)。でも、最初から全部覚える必要は全くありません。この記事をブックマークしておいて、分からない言葉が出てきた時に辞書代わりに使ってみてください。言葉が分かると、仲間との会話が弾み、プレーの理解度も深まり、ゴルフは間違いなく今よりもっと楽しくなります。あなたのゴルフライフが、豊かな言葉と共に素晴らしいものになるよう、心から応援しています!

