ゴルフパター距離感のつかみ方|3パットがなくなる練習法

ゴルフパター距離感のつかみ方|3パットがなくなる練習法

「もう3パットはこりごり…」なんて、グリーン上で頭を抱えていませんか?いやー、その気持ち、めちゃくちゃ分かります!僕も昔はパターの距離感が合わないせいで、何度スコアを崩したことか(笑)

パターの距離感のつかみかたって、本当に難しいですよね。パターで距離感を出すコツはいったい何か、自分に合うパターの距離感練習のおすすめはどれか、と悩む方も多いはずです。

特にピン型のパターを使っていると、距離感のブレが気になりますよね。この記事では、パターの距離感を養う練習方法は?という疑問に、僕の経験を交えて徹底的にお答えします。

パターの距離感は振り幅や右手の感覚が重要ですし、自宅での練習も効果絶大です。軽いパターが合う人の特徴から、知る人ぞ知るパター753の法則まで、あなたのパッティングを劇的に変えるヒントが満載ですよ!

この記事のポイント
  • パターの距離感が合わない根本的な原因がわかる
  • 自分だけの「距離のものさし」を作る具体的な方法が身につく
  • 自宅と練習場でできる効果的な反復練習ドリルを学べる
  • 3パットを撲滅し、スコアを改善するためのコース戦略が理解できる

100切先生カズ

どうも、ゴルフ100切先生のカズです!ゴルフのスコアの約4割を占めるパッティングは、まさにスコアメイクの心臓部。

僕も昔はパットに悩み抜きましたが、正しい考え方と練習法を知ってから、ゴルフが何倍も楽になりました。

この記事では、僕が100名以上の生徒さんを指導する中で確立した「本当に効く」距離感の合わせ方だけを、惜しみなくお伝えします。

一緒に3パットの悩みから解放されましょう!

目次

なぜゴルフパター距離感が合わないのか?原因と基本

なぜゴルフパター距離感が合わないのか?原因と基本

【事実】スコアの40%以上がパット!データで見る重要性

ゴルフの上達を願う多くの人がドライバーの飛距離に注目しがちですが、スコアに最も直接的な影響を与えるのはパッティングです。

一般財団法人日本ゴルフ協会(JGA)のハンディキャップ取得者向けサービスで収集されたデータによると、平均スコア90台のゴルファーの総ストローク数に占めるパット数の割合は約41%にものぼります。

これは、スコア100前後のアマチュアゴルファーも同様の傾向にあります。つまり、スコアを「10」縮めたい場合、計算上はそのうち「4」をグリーン上で縮める必要があることを示しています。

出典:JGA 日本ゴルフ協会「JGA/USGAハンディキャップとJ-sysデータ分析」

パターの距離感が合わない主な原因

パターの距離感が安定しないのには、必ず理由があります。多くのアマチュアゴルファーが陥りがちなのは、毎回「なんとなく」の感覚だけでパッティングしてしまっていることです。その日の調子に左右されるため、これでは距離が合うはずもありません。

結論として、距離感が合わない主な原因は「自分の中に基準がないこと」、そして「インパクトが安定しないこと」の2つに集約されます。

プロや上級者は、決して勘だけに頼っているわけではなく、「このくらいの振り幅なら、これくらいの距離を転がる」という自分だけの揺ぎない基準を持っています。その基準があるからこそ、自信を持ってストロークできるのです。

私のレッスンに来られたAさん(40代男性)も、まさにこの「基準がない」状態でした。「いつもグリーンの速さが違うから、感覚で合わせるしかないですよね?」と彼は言いましたが、それではギャンブルと同じです。

毎回インパクトの強弱で調整しようとするため、ボールに伝わるエネルギーがバラバラになり、ショートしたり大オーバーしたりを繰り返していました。まずは、なぜ自分のパットの距離が合わないのか、その根本原因を正しく知ることから始めましょう。

こんな原因も考えられます

  • リズムが一定でない:焦ると速く、弱気になると遅くなるなど、ストロークのテンポが毎回違うと距離は安定しません。
  • 傾斜が読めていない:上りや下りの傾斜を正確に把握できていないと、当然タッチは合いません。見た目の傾斜と実際の傾斜が違うこともよくあります。
  • パターが合っていない:ご自身のストロークタイプや感覚と、パターの性能(転がりやすさなど)がマッチしていない可能性もあります。

基本的なパターの距離感のつかみかた

基本的なパターの距離感のつかみかた

では、どうすれば自分だけの「基準」を作れるのでしょうか。その答えは、ラウンド前の練習グリーンにあります。ここで自分だけの「距離のものさし」を作ることが、その日のパッティングを安定させるための最も重要な作業です。難しく考える必要はありません。たった10分でできる、非常に効果的な方法です。

具体的な方法は、まず基準となる振り幅を3つ決めることです。例えば、「両足のつま先からつま先まで」を(小)、「両足の外側から外側まで」を(中)、「(中)よりボール1個分外側まで」を(大)といった具合です。

そして、それぞれの振り幅でボールを数球打ち、平均して何歩転がるかを「歩測」してスコアカードに記録します。例えば、「(小)だと5歩、(中)だと10歩、(大)だと15歩」というデータが取れたら、それがあなたの今日のグリーンでの「ものさし」になります。

この基準があるだけで、コースで12歩の距離が残っても「(中)と(大)の間くらいだな」と、具体的なイメージを持って打てるようになり、安心感が全く違ってきますよ。

パターで距離感を出す3つのコツ

自分の中に基準ができたら、次はコースでそれを実践するためのコツです。ここでは、3パットを撲滅するための3つの心得をお伝えします。これはスコアに直結するメンタル管理術にも大きく関わる重要なポイントです。

3パット撲滅!3つの心得

  1. カップを狙わず「OKゾーン」を狙う:長い距離のパットで、無理にカップインを狙うのは禁物です。力みやミスの元になります。「入れたい」という気持ちが強すぎると、インパクトでパンチが入ってしまうからです。カップを中心に半径1mくらいの「OKがもらえる円」をイメージし、そこにボールを優しく止めにいく意識で打ちましょう。これだけで、大オーバーや大ショートが劇的に減り、次のパットを楽に打てます。
  2. ラインは厚めに読む:傾斜を読む際、曲がり幅を少なく見積もってしまうことを「薄く読む」と言います。薄く読むと、ボールはカップの手前で曲がり始め、勢いを失わずにカップから離れていってしまいます。逆に「厚めに(多めに)」読んでおけば、たとえ外れてもボールはカップの近くで重力に従って垂れるように止まってくれます。プロが打つラインは、常に厚めです。
  3. 自分の振り幅を信じ切る:一度決めた基準を、18ホール信じ抜く勇気が大切です。「ちょっと弱いかな?」などとインパクトで調整しようとした瞬間に、リズムが崩れてミスが出ます。練習グリーンで作った自分の「ものさし」を信じて、フィニッシュまで一定のリズムで振り抜きましょう。自信のなさが、ストロークを緩ませる最大の敵なのです。

距離感を決めるパターの振り幅の作り方

距離感を決めるパターの振り幅の作り方

前述の通り、パットの距離感はインパクトの強弱ではなく、振り幅の大きさでコントロールするのが基本中の基本です。人間の感覚は非常に曖昧で、毎回同じ強さで打つことはプロゴルファーでも至難の業です。その点、振り幅であれば、自分の目で見て確認できるため、再現性が格段に高まります。

振り幅の基準を作る際に強く意識したいのが、「左右対称」です。バックスイングで上げた大きさと同じ大きさまで、フォローするーを出すことを常に心がけてください。バックスイングだけが大きくなってインパクトで減速したり、逆にフォローだけでボールを押し出したりする動きは、安定した順回転の転がりを生みません。

レッスンに来た生徒さんにも、よくこの話をします。

100切生徒さん

「カズさん、振り幅で合わせるのは分かるんですけど、どうしても下りのパットでインパクトが緩んじゃうんです…。怖くてフォローが出せません。」

100切先生カズ

「いやー、分かります!僕も昔はビビってよくやりました(笑)そういう時は、大きな古時計の振り子をイメージしてみてください。

あの振り子って、右に振れる大きさと左に振れる大きさ、常に同じですよね?パターもあれと一緒なんです。

下りだからって途中で止めようとせず、勇気を持ってフィニッシュまで同じ大きさで振り抜く。

最初は怖いですが、ボールの転がりが『スーーッ』と滑らかになって、劇的に変わりますよ!」

パターの距離感における右手の役割

パッティングにおいて、右手(右利きの場合)は距離感を司る重要な役割を担いますが、使い方を間違えるとミスの原因にもなります。右手の役割は、ボールを強く「打つ」「叩く」ことではなく、クラブヘッドの重みを感じながら、繊細なタッチをボールに伝えることです。

多くのアマチュアに見られる間違いは、右手でパンチを入れてしまう動きです。イップス気味の方にも多いのですが、手首を使って「カツン!」と打ってしまうと、ヘッドが加速しすぎてしまい、思った以上にボールが転がってしまいます。

正しいイメージは、「右手のひらでボールを優しく押し出してあげる」感覚です。あるいは、紙飛行機をそっと目標方向に飛ばす時のような、力みのない柔らかい動きをイメージするのも良いでしょう。

右手はあくまで振り子運動のサポート役であり、メインエンジンは両肩の回転で作る振り子の動きです。この関係性を理解できると、パッティングの安定感が格段に増します。

スコアメイクの鍵「パター753の法則」

スコアメイクの鍵「パター753の法則」

これは僕がレッスンでよく使う、オリジナルの法則です。特にロングパットで距離感が合わない方に効果的な考え方なので、ぜひ次のラウンドで試してみてください。

カズ式・パター753の法則

例えば「7」メートルのパットが残ったとします。この時、多くの人はカップをぼんやりと見て、なんとなく打ってしまいがちです。そうではなく、

  • まず、ボールからカップまでのライン全体を「5」秒かけてじっくりと観察し、ボールが転がる軌道を頭の中に鮮明に描きます。上りか下りか、スライスかフックか、芝目はどうか、といった情報をインプットする時間です。
  • 次に、素振りでそのイメージを再現しながら、実際に打つ振り幅を「3」回確認します。1回目は大きく、2回目は小さく、3回目で本番の振り幅、というように変化をつけるとより効果的です。

この「5秒の観察」と「3回の確認」という短い儀式(ルーティン)を行うだけで、脳が距離と振り幅を正確にリンクさせようと働き始めます。漠然と打つよりも、はるかに距離感が合いやすくなりますよ。

100切先生カズ

どうでしょう?距離感が合わない原因と、基本的な考え方は見えてきましたか?

でも、「理屈は分かったけど、どうやって練習すればいいの?」と思いますよね。ご安心ください!ここからは、あなたのパッティングを劇的に変える、超具体的な練習ドリルを紹介します。

僕の生徒さんたちが「こんなに変わるなんて!」と驚いた方法ばかりです。この意識改革が、あなたを3パットの悩みから解放してくれますよ!

ゴルフパター距離感を養う実践ドリルと選び方

ゴルフパター距離感を養う実践ドリルと選び方

パターの距離感を養う効果的な練習方法

パターの距離感を養う上で、最も効果的で代表的な練習が「ステップドリル(階段ドリル)」です。これは多くのプロゴルファーも実践している練習方法で、異なる距離を連続して打ち分ける能力を鍛えることができます。

やり方は簡単です。練習グリーンの平らな場所を選び、まずカップから3歩のところにボールを置きます。それを打ったら、次は5歩、7歩、10歩、15歩と、徐々に距離を伸ばしていきます。そして、一番遠いところまで行ったら、今度は逆に10歩、7歩、5歩、3歩と短い距離に戻ってきます。

この練習の目的は、振り幅の大きさとボールが転がる距離の関係性を、体に染み込ませることです。それぞれの距離に対して、どのくらいの振り幅が必要なのかを、体で覚えていくのです。

単調な練習に感じられるかもしれませんが、この科学的ドリルを繰り返すことで、コースでどんな距離が残っても、「あの練習の10歩の距離感だな」と、自信を持って対応できるようになります。

自宅でできるパター距離感の練習

自宅でできるパター距離感の練習

「練習場に行く時間がない…」という方でも、パッティングは自宅で十分に上達できます。むしろ、スコアに直結するショートパットの精度は、自宅での地道な反復練習でこそ磨かれます。

用意するものはパターマットが理想ですが、なければ絨毯やカーペットでも構いません。まず、1mの距離を徹底的に練習しましょう。

これがなぜ距離感の練習になるかというと、短い距離をまっすぐ、安定したタッチで打つことは、すべてのパッティングの基礎となるからです。インパクトが安定しなければ、当然ロングパットの距離感も合いません。

もう一つおすすめなのが、メトロノームアプリを使った練習です。スマホのアプリで構いませんので、一定のリズム(例えば60bpmなど)を鳴らしながら、そのリズムに合わせて「カッ、コッ、カッ、コッ」とストロークを繰り返します。

これにより、どんな距離でも常に同じテンポで振るという、パッティングで最も重要なリズム感を養うことができます。実際に多くのツアープロがこの練習方法を取り入れていることが知られています。

おすすめのパター距離感練習

自宅での練習をさらに効果的にするための、おすすめドリルを2つ紹介します。どちらも簡単な道具でできますよ。

カズ式・自宅でできる上達ドリル

1. ゲートドリル パターヘッドがギリギリ通るくらいの幅にティーやコインを2つ置き、その間を通してボールを打つ練習です。これは、パターの芯で正確にインパクトする技術を磨くのに最適です。芯で捉えることができれば、ボールの転がりが安定し、結果的に距離感も合ってきます。

単純ですが、集中力が非常に鍛えられます。このドリルを続けると、驚くほどインパクトの打感が良くなりますよ。 2. ボールサンドイッチドリル ボールを2つ、間に指が1本入るか入らないかくらいの間隔で並べます。

そして、手前のボールだけを打ち、奥のボールに当てないようにストロークする練習です。これは、ヘッドを低く長く出す、理想的なフォローの軌道を身につけるのに役立ちます。すくい打ちの癖がある人には特に効果的です。

これらのドリルは、ボールの転がりだけでなく、ストロークの質そのものを高めてくれます。質の高いストロークが、安定した距離感を生むのです。

ピン型パターでの距離感の合わせ方

ピン型パターでの距離感の合わせ方

ブレード型とも呼ばれるピン型パターは、操作性が高く、繊細なタッチを出しやすいのが特徴です。その反面、ヘッドが小さく重心距離が長いため、芯を外したときのミスの許容度が低いという側面もあります。

つまり、ピン型パターで距離感を安定させるには、何よりもまず「芯で打つ」技術が不可欠になります。少しでも芯を外すと、ヘッドがブレてフェースの向きが変わり、距離も方向も大きく狂ってしまいます。

ピン型パターを使っている方は、先ほど紹介した「ゲートドリル」を徹底的に行い、インパクトの精度を高めることを最優先しましょう。

また、ヘッドの開閉を使ってボールを打つイメージが強いため、ストロークのリズムが非常に重要になります。メトロノームを使った練習で、常に一定のテンポでストロークすることを体に覚え込ませてください。ピン(PING)などの主要メーカーサイトでも、パターの特性やフィッティングの重要性について詳しく解説されています。

【事実】世界のトッププロは「マレット型」が主流

ピン型(ブレード型)はその操作性の高さから根強い人気がありますが、近年の世界のプロゴルフツアーでは、より寛容性が高く、ミスヒットに強いとされる「マレット型」パターを使用する選手が主流となっています。

大手ゴルフ用品メーカーであるキャロウェイ(オデッセイパター)の調査によると、2023年の日米欧男子ツアー優勝者のうち70%以上がマレット型パターを使用していたというデータも報告されています。

これは、プロレベルであっても、再現性の高い安定したストロークを求める傾向が強まっていることを示しており、アマチュアがパターを選ぶ上でも重要なトレンドと言えるでしょう。

出典:Callaway Golf News

軽いパターが合う人の特徴

「パターが重くて、どうも距離感が合わない…」と感じることはありませんか?もしかしたら、あなたには軽いパターが合っているのかもしれません。一般的に、軽いパターが合うと言われる人には、以下のような特徴があります。

軽いパターとの相性が良いゴルファー

  • ストロークのテンポが速い人:リズムが速い人が重いパターを使うと、ヘッドがついてこずに振り遅れ、インパクトが安定しないことがあります。軽いパターなら、自分のリズムでスムーズに振りやすくなります。
  • 感覚を重視したい人:軽いパターはヘッドの重さを感じにくいため、自分の手の感覚で距離感をコントロールしたいゴルファーに向いています。操作性が高いとも言えます。
  • ショートしがちな人:意外に思われるかもしれませんが、重いパターを「置きにいく」ように打ってショートする人は、軽いパターでしっかりインパクトする意識を持つことで、距離感が改善されることがあります。

もちろん、一概には言えませんが、もし今のパターに違和感があるなら、一度ショップで軽いパターを試打してみる価値はあります。自分に合った道具を見つけることも、上達への大切な一歩です。

ゴルフパター距離感についてよくあるご質問FAQ

ゴルフパター距離感についてよくあるご質問FAQ
上りと下りのパットで、距離感の合わせ方はどう変えればいいですか?

基本は振り幅で調整します。例えば、平地で10歩転がる振り幅だとしたら、強い上りなら12〜13歩分の振り幅、強い下りなら7〜8歩分の振り幅、といった具合に大きさを変えます。インパクトの強弱で調整しようとすると、手打ちになりミスが出やすくなるので注意してください。

雨の日など、グリーンが重い時の距離感のコツはありますか?

グリーンが重い日は、ボールが転がらないので、どうしても強く打ちたくなりますよね。でも、パンチを入れるのはNGです。コツは、いつもより少しだけ振り幅を大きくし、フィニッシュをしっかり取ることです。インパクトで終わらせず、ボールを目標方向に運んであげるイメージを持つと、距離感が合いやすくなります。

パターマットの練習で気をつけることは何ですか?

パターマットは平らなので、方向性ばかりに意識がいきがちです。距離感を養うためには、常に同じ強さでインパクトすることを意識してください。カップを少しオーバーするくらいの強さが、コースでも通用するタッチです。毎回ボールが止まる距離を意識しながら練習しましょう。

ロングパットで一番やってはいけないことは何ですか?

一番やってはいけないのは、「3パットしたくない」と弱気になってインパクトが緩むことです。弱気なストロークは、とんでもないショートや、フェースが開いて右に外すミスの最大の原因です。結果を恐れず、決めた振り幅で最後までしっかり振り抜く勇気を持ちましょう。

100切先生カズ

ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます!

きっと今のあなたは、「次の練習が楽しみだ!」とワクワクしているのではないでしょうか。

この記事で紹介した練習法は、僕自身が効果を実感し、多くの生徒さんを3パット地獄から救い出してきた、いわば「秘伝のタレ」のようなものです(笑)

でも、忘れないでください。ゴルフ上達で最も大切なスパイスは、「楽しむ心」です。

ナイスパットが決まった時の快感は、何物にも代えがたいものがありますからね。
あなたのゴルフライフが、もっともっと輝くものになることを、心から応援しています!

まとめ:ゴルフパター距離感を掴むには

この記事では、3パットをなくしスコアアップに繋がるゴルフパター距離感の合わせ方について、原因の分析から具体的な練習ドリルまで詳しく解説しました。最後に、大切なポイントをリストで振り返ってみましょう。

  • パターの距離感が合わない最大の原因は自分の中に基準がないこと
  • ラウンド前の練習グリーンで振り幅ごとの「距離のものさし」を作る
  • ロングパットはカップインを狙わず半径1mのOKゾーンに入れる意識を持つ
  • 傾斜のラインはカップを外れても近くに止まる「厚め」に読む
  • 距離はインパクトの強弱ではなく振り幅の大小でコントロールする
  • バックスイングとフォローは左右対称の振り子をイメージする
  • 右手はボールを「打つ」のではなく「押し出す」感覚で使う
  • ステップドリルは異なる距離を打ち分ける能力を養うのに最適
  • 自宅での1mパット練習がすべてのパッティングの土台となる
  • メトロノームを使い常に一定のリズムでストロークする練習は効果的
  • ゲートドリルはパターの芯で打つ精度を高める
  • ピン型パターは特に芯で打つ技術とリズムが重要になる
  • 自分のミスの傾向やテンポによって合うパターの重さは変わる
  • 練習を継続することが自信につながりコースでの安定感を生む
  • 何よりもゴルフを楽しむ気持ちを忘れずに練習に取り組む

今日からできるアクションプラン

情報がたくさんで、何から始めればいいか迷ってしまいますよね。まずは、今日からこの2つだけ始めてみませんか?

  1. お風呂上がりに、スマホのメトロノームを使いながらパターの素振りを5分間する。
  2. 次のラウンド前の練習グリーンで、「足幅(小)」「肩幅(中)」の2つの振り幅で何歩転がるか測ってみる。

たったこれだけでも、あなたのパッティングへの意識は大きく変わるはずです。小さな一歩から、大きなスコアアップを目指しましょう!

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この記事を書いた人

はじめまして、「ゴルフ100切り道場」管理人のカズです🏌️‍♂️ゴルフ歴15年、元ゴルフ部出身&副業レッスン講師として、これまで100名以上の100切りをサポートしてきました🎯初心者・中級者の方が遠回りせずに上達できるよう、実体験に基づいた正しい知識とコツを、やさしく丁寧に発信しています📘ゴルフの楽しさと成長の喜びを、一緒に感じていきましょう⛳信頼できる“スコアアップの道しるべ”として、あなたの挑戦を全力で応援します💪

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