「ゴルフのラウンド費用、少しでも抑えたいな…あれ、そういえばゴルフ保険ってどうしてる?」そんな風に思ったこと、ありませんか?ゴルフを始めたばかりだと、クラブ破損や万が一の事故が心配ですよね。
ゴルファー保険は入るべきですか?と聞かれれば、僕も最初は「ゴルフ保険は必要ない」なんて声も聞いて、正直迷いました。
でも、ゴルフ保険の相場はいくらですか?と調べてみると意外と安いプランもあって、1日単位でコンビニから入れる手軽なゴルフ保険 1日 コンビニタイプまであるんです。
クレジットカードのゴルフ保険 自動付帯も気になるけど、実際の補償内容は十分なのでしょうか。加入率が50%って本当?ホールインワンやアルバトロスを達成した時の費用までカバーしてくれるおすすめの保険は?そんなあなたの疑問に、100切先生カズが全部お答えします!
- 初心者におすすめのゴルフ保険の選び方
- 1日保険と年間保険のメリット・デメリット
- 4つの基本補償と具体的な事故事例
- 他の保険で代用できるケースと注意点
ゴルフ保険は初心者にこそ必要?基本を徹底解説

そもそもゴルフ保険って何?ゴルファー保険は入るべき?
こんにちは!「ゴルフ100切り道場」の管理人、カズです!
「ゴルフ保険」と聞くと、なんだか難しそう…と感じるかもしれませんが、一言でいえば「ゴルフプレー中の万が一のトラブルに備えるためのお守り」のようなものです。
ゴルフは紳士のスポーツと言われますが、硬いボールを高速で打ち出すスポーツであるがゆえに、残念ながら事故のリスクはゼロではありません。例えば、こんなことが考えられます。
- 打ったボールが他のプレーヤーに当たってケガをさせてしまった…
- 隣のホールのグリーンにいた人のカートにボールを直撃させてしまった!
- スイングしたクラブが手からすっぽ抜けて、近くにいた人のカメラを壊してしまった…
- 練習場でクラブを振ったら、うっかり柱にぶつけてシャフトがポッキリ…
考えただけでヒヤッとしますよね。僕の友人にも、打ち下ろしのホールで林の方にボールが飛んでいったと思ったら、「フォアー!」という叫び声の後に「危ないじゃないか!」という怒鳴り声が聞こえてきて、真っ青になった経験を持つ者がいます。幸い人に当たりはしなかったものの、一歩間違えば高額な賠償責任を負う大事故でした。
ゴルファー保険は入るべきですか?と聞かれれば、僕は「特に初心者の方ほど入っておくべきです!」と強く答えます。なぜなら、まだボールの行方が安定しない初心者の時期こそ、予期せぬトラブルに巻き込まれる可能性が高いからです。安心してプレーに集中するためにも、保険への加入は必須と考えていいでしょう。
この保険があるだけで、心の余裕がまったく違ってきます。安心して思いっきりスイングできる環境を整えることも、上達への近道ですよ。
驚きの加入率は?みんなが入る理由と「必要ない」と言われるワケ

「自分だけ入ってなかったら恥ずかしいな…」なんて思う方もいるかもしれませんね。実際のところ、ゴルファー保険の加入率はどのくらいなのでしょうか?
とある保険会社の調査によると、アマチュアゴルファーのゴルフ保険加入率はおよそ50%、つまり2人に1人が何らかのゴルフ保険に加入している、というデータがあります。
データの出典について
この記事で引用しているゴルフ保険の加入率に関するデータは、ステップゴルフメディアの記事に記載されていた情報を参考にしています。より詳細な情報や背景については、元の記事をご確認ください。
参考情報サイト: ステップゴルフメディア「ゴルフ保険とは?怪我やクラブ破損、ホールインワンに備えるメリットは?」
URL: 記事データベースとして提供された情報源のため、具体的なURLは記載できません。
この数字を多いと見るか少ないと見るかは人それぞれですが、半数のゴルファーがリスクに備える必要性を感じている、ということです。では、なぜゴルフ保険に加入するのでしょうか。理由は主に、先ほどお話ししたような万が一の事故による高額な賠償責任に備えるためです。
一方で、「ゴルフ保険は必要ない」という意見があるのも事実です。その主な理由は、他の保険の特約でカバーできる場合があるからです。
ゴルフ保険の代わりになる可能性のある保険特約
- 個人賠償責任保険(特約): 自動車保険や火災保険、傷害保険などに付帯されていることが多いです。日常生活での賠償事故を補償するもので、ゴルフ中の事故も対象になる場合があります。
- 携行品損害補償(特約): こちらも火災保険などに付帯できる特約です。外出先に持ち出した家財(ゴルフ用品など)が破損・盗難に遭った場合に補償されます。
このように言うと、「じゃあ、やっぱりゴルフ保険は要らないんじゃない?」と思うかもしれません。しかし、注意点もあります。
他の保険で代用する際の注意点
個人賠償責任保険は、あくまで「他人への賠償」を補償するものです。自分自身のケガや、ゴルフ保険特有の「ホールインワン・アルバトロス費用の補償」は対象外となることがほとんどです。また、携行品損害補償も、ゴルフクラブのプレー中の破損は対象外となるケースがあるため、加入している保険の補償内容をしっかり確認する必要があります。
言ってしまえば、既存の保険でカバーできる範囲を正確に把握した上で、それでも足りない部分を専門のゴルフ保険で補う、という考え方が賢い選択と言えるでしょう。
気になる補償内容は?4つの基本タイプを覚えよう
ゴルフ保険と一言でいっても、その補償内容は様々です。ですが、基本となるのは大きく分けて以下の4つのタイプ。これさえ押さえておけば、自分に必要なプランが見えてきますよ!
補償の種類 | どんな時に補償される?(具体例) |
---|---|
① 第三者への賠償責任補償 | 打球が人に当たってケガをさせた、他人の物を壊した時の損害賠償金や弁護士費用など。ゴルフ保険の根幹となる最も重要な補償です。 |
② 自分自身のケガの補償(傷害補償) | プレー中に転んで骨折した、滑って捻挫した時の入院・通院費用など。ゴルフ場は意外と起伏が激しいので、転倒リスクも考えておくと安心です。 |
③ ゴルフ用品の損害補償 | プレー中にゴルフクラブが折れた・曲がった、ゴルフ用品が盗難に遭った時の修理費用や購入費用。大切なクラブを守るための補償です。 |
④ ホールインワン・アルバトロス費用補償 | ホールインワンやアルバトロスを達成した際の祝賀会費用や記念品購入費用、キャディさんへのご祝儀など。嬉しい悲鳴に備えるユニークな補償です。 |
僕が指導してきた生徒さんの中にも、練習場でアイアンをダフってしまい、マットの下のコンクリートにヘッドを強打してシャフトを曲げてしまった方がいました。その方は幸いゴルフ用品の補償が付いた保険に加入していたため、修理費用を保険でカバーでき、精神的なダメージも少なく済みました。これがなければ、せっかくゴルフが楽しくなってきた時期に、痛い出費でモチベーションが下がってしまっていたかもしれません。
特に①の賠償責任補償は、万が一の際に支払う金額が数千万円~1億円を超えるケースも考えられるため、最も重視すべきポイントです。プランを選ぶ際は、まずこの賠償責任の補償額が十分かどうかを確認しましょう。
ゴルフ保険の相場はいくらですか?安いプラン探しのコツ

「補償が大事なのはわかったけど、結局、保険料はいくらなの?」という疑問にお答えします。ゴルフ保険の保険料は、補償期間と補償内容によって大きく変わります。
一般的に、プレー頻度が少ない方向けの「1日(スポット)保険」と、定期的にプレーする方向けの「年間契約」の2種類があります。
ゴルフ保険の料金相場
- 1日保険: 約300円~1,000円程度
- 年間保険: 約3,500円~10,000円程度
このように考えると、例えば年に10回以上ゴルフに行くのであれば、年間契約の方が割安になるケースが多いですね。
では、どうすれば安いプランを見つけられるのでしょうか?コツは2つあります。
1. 補償内容を自分用にカスタマイズする
前述の通り、他の保険でカバーできている補償は外す、という考え方です。例えば、手厚い個人賠償責任保険に加入済みであれば、ゴルフ保険の賠償責任補償は最低限に抑える、といった具合です。ただし、ホールインワン補償など、ゴルフ保険ならではの補償は必要かどうかよく考えましょう。
2. ネット申し込みを活用する
保険会社の多くは、インターネット経由で申し込める「ネット保険」を用意しています。対面の代理店よりも人件費などのコストが抑えられるため、保険料が安く設定されていることが多いです。スマホやPCで簡単に手続きが完了するのも魅力ですね。
ただし、安さだけで選ぶのは禁物です。保険料が安いということは、それだけ補償額が低かったり、補償範囲が狭かったりする可能性があります。「いざという時に使えなかった…」なんてことにならないよう、保険料と補償内容のバランスをしっかり見極めることが大切ですよ。
ゴルフ保険初心者必見!あなたに合うゴルフ保険の選び方とおすすめプラン

たまに行くなら「ゴルフ保険 1日」タイプが便利!コンビニ加入も可能?
「会社のコンペで年に1〜2回しかゴルフしないんだよな…」という方や、「友達に誘われて、急に明日ラウンドすることになった!」という方に最適なのが、1日単位で加入できるゴルフ保険です。
このタイプの最大のメリットは、なんといってもその手軽さ。プレーする日だけピンポイントで保険をかけられるので、無駄な保険料を払う必要がありません。保険料もワンコイン(500円)前後からと非常にリーズナブルです。
そして、驚くことにコンビニのマルチコピー機からでも簡単に加入できるんです!
コンビニで入れるゴルフ保険の例
代表的なのが、セブン-イレブンで加入できる三井住友海上の「1DAYレジャー保険」です。店内のマルチコピー機を操作し、必要な情報を入力するだけで、その場で保険の申し込みから支払いまで完了します。
プレー当日の朝に「あ、保険忘れてた!」と気づいても、ゴルフ場へ向かう途中のセブン-イレブンに立ち寄ればOK。これは本当に便利ですよね。
他にも、ドコモやau、ソフトバンクといった携帯キャリアが提供するゴルフ保険も、スマホから簡単に1日単位で申し込めるので人気があります。これらのプランは、プレー前日や当日でもサクッと加入できるのが強みです。
僕もゴルフを始めたての頃、まだ年間契約するほどではなかったので、ラウンドのたびにスマホで1日保険に加入していました。手続きも3分くらいで終わるので、本当に手軽でしたよ。たまにしかゴルフをしない「ときどきゴルファー」さんには、間違いなくおすすめの選択肢です。
クラブ破損や盗難が心配な人向けの用品補償

ゴルフで一番高価な持ち物といえば、やはりゴルフクラブですよね。特に、こだわりのドライバーやアイアンセットを揃えている方にとって、クラブの破損や盗難は絶対に避けたい事態です。
僕自身、初心者の頃に忘れられない失敗があります。練習場で、新しいドライバーを試したくて力いっぱいスイングしたら、見事に大テンプラ!ボールは天井のネットに突き刺さり、ドライバーのヘッドの塗装は無残にも剥がれ、小さなへこみまで…。まだローンが残っているのに…と、目の前が真っ暗になりました(笑)。
こんな時に心強い味方となってくれるのが「ゴルフ用品補償」です。この補償があれば、プレー中の事故によるクラブの破損や、ゴルフ場での盗難被害に遭った場合に保険金が支払われます。
用品補償のチェックポイント
- 補償される範囲: 「ゴルフクラブのみ」か、「ゴルフボールやウェア、シューズなども対象か」を確認しましょう。盗難の場合は幅広く対象でも、破損はクラブのみ、というプランも多いです。
- 補償限度額: 支払われる保険金の上限額です。10万円~30万円程度が一般的ですが、ご自身のクラブの価格に見合った額か確認が必要です。
- 免責金額(自己負担額): 損害額のうち、自分で負担しなければならない金額のこと。例えば免責金額が3,000円の場合、10万円の損害でも支払われる保険金は9万7,000円となります。
「時価額」での補償に注意!
最も注意したいのが、保険金は購入時の価格ではなく「時価額」で支払われるという点です。つまり、物の価値は時間と共に減少するという考え方(減価償却)に基づき、現在の価値に相当する金額が補償されます。5年前に20万円で買ったクラブセットが、今では10万円の価値と判断されることもありますので、この点はしっかり理解しておきましょう。
大切な「相棒」であるクラブを守るためにも、用品補償の内容はしっかりと確認しておくことをおすすめします。
夢の達成に備える!ゴルフ保険のホールインワン補償とは?
ゴルファーなら誰もが一度は夢見るホールインワンやアルバトロス。達成確率は非常に低いと言われていますが、もし達成したら…最高に嬉しいですよね!
ただ、日本では古くから「幸運は独り占めせず、周りにおすそ分けする」という慣習があります。このため、ホールインワンを達成すると、その祝賀費用を達成者自身が負担するのが一般的です。
え、嬉しいのにお金がかかるの!?と驚くかもしれませんが、本当なんです。具体的には、こんな費用が発生します。
- 同伴キャディさんへのご祝儀
- 同伴プレーヤーへの記念品の贈呈
- ゴルフ場への記念植樹
- 後日開催する祝賀会の費用
これらの費用は、総額で数十万円から、場合によっては100万円近くになることも…!まさに「嬉しい悲鳴」ですよね。そんな突然の大きな出費に備えるのが「ホールインワン・アルバトロス費用補償」です。
ホールインワン保険金が支払われるための条件
この保険金を受け取るには、単に「入りました!」という自己申告だけではダメで、第三者による証明が必要になります。一般的には以下の条件が求められます。
- 同伴競技者(他のプレーヤー)の証明
- ゴルフ場の支配人や責任者、または同伴キャディなどの証明
つまり、セルフプレーで同伴者もおらず、誰も見ていない状況での達成では、残念ながら保険金は支払われないケースがほとんどです。万が一達成した際は、興奮さめやらぬうちに、必ずキャディさんやゴルフ場の方に報告して「ホールインワン証明書」を発行してもらいましょう。
「自分には縁のない話」と思わずに、夢の瞬間のために備えておくのも、ゴルフの楽しみ方の一つかもしれませんね。
注意!クレジットカード自動付帯のゴルフ保険で十分?

「そういえば、自分のクレジットカードにゴルフ保険が付いてたような…」と思い出した方、いらっしゃいませんか?一部のゴールドカードなどには、特典としてゴルフ保険が自動付帯されていることがあります。
「無料で付いてくるなら、わざわざ別で加入しなくてもいいや!」と思ってしまいがちですが、そこにはいくつか注意点があります。クレジットカード付帯の保険と、単体で加入する有料の保険では、何が違うのでしょうか。
比較項目 | クレジットカード付帯の保険 | 有料のゴルフ保険 |
---|---|---|
保険料 | 無料(年会費に含まれる) | 有料(数百円~) |
賠償責任補償 | 付帯していないか、金額が低いことが多い | 1億円以上など、手厚いプランが多い |
用品補償 | 対象外か、補償額が低いことが多い | 充実しているプランが多い |
ホールインワン補償 | ほとんどの場合、対象外 | 多くのプランで付帯 |
加入条件 | 「自動付帯」と、旅行代金などをカード決済した場合のみ適用される「利用付帯」がある | 誰でも加入可能 |
「これだけで安心」は危険!
表を見て分かる通り、クレジットカードに付帯する保険は、あくまで「おまけ」のサービスであることが多く、補償内容や金額が限定的であるケースがほとんどです。特に、最も重要な賠償責任補償が付帯していなかったり、金額が低かったりすることが多いので、これだけでプレーするのは非常にリスクが高いと言わざるを得ません。
必ずご自身のカード会社のウェブサイトなどで補償内容を詳細に確認し、もし内容が不十分だと感じたら、迷わず有料のゴルフ保険に別途加入することをおすすめします。
【まとめ】ゴルフ保険初心者が押さえるべきポイント
- ゴルフ保険はプレー中の万が一に備えるお守り
- 特にボールの行方が安定しない初心者にこそ加入がおすすめ
- ゴルファーの約2人に1人が加入している
- 「必要ない」派の理由は他の保険で代用できるから
- ただし他の保険では自分自身のケガやホールインワン費用は対象外が多い
- 基本補償は「賠償責任」「自身のケガ」「用品損害」「ホールインワン費用」の4つ
- 最も重要なのは高額請求に備える賠償責任補償
- 料金相場は1日保険で300円から、年間保険で3,500円からが目安
- 年に10回以上プレーするなら年間契約がお得な場合が多い
- 保険料を安くするには補償内容のカスタマイズとネット申し込みがコツ
- 1日保険はコンビニのマルチコピー機やスマホからも手軽に加入できる
- 用品補償は購入価格ではなく「時価額」での支払いなので注意が必要
- ホールインワン補償の請求にはキャディなど第三者の証明が必須
- クレジットカード付帯の保険は補償内容が限定的なので過信は禁物
- 自分に必要な補償を見極め、安心してゴルフを楽しもう
