名岐国際ゴルフ倶楽部攻略法を“無理しない現実解”でまとめました。
妻木＝距離、三国＝技巧という36ホールの性格差を踏まえ、花道固定と転がし中心でスコアを作ります。
ティー選択、危険座標の避け方、雨風対応、短時間ウォームアップまで、初見でも迷わない実務ガイドです。
100切先生カズの体験談を交え、ボギー設計とトリ回避の具体策をチェックリスト感覚で実践できます。
今日の一ラウンドで“2〜3打縮める”ための準備を、このページで完了させましょう。
100切先生カズ妻木は伸び伸び振れて胸がスカッ、三国は花道を使うほどニヤけます。砲台でも転がし中心なら怖くないんです。名岐国際は“無理せず刻む”楽しさを教える良コース。朝は置き球で入ると一日が快適、スコアも素直に整います。
名岐国際ゴルフ倶楽部攻略法｜100切先生カズの“無理しない”設計図
攻略法をインプットしたら、次は実践です。プレー日が決まれば、練習にも熱が入ります。
36ホールの性格差を読み切り、ボギー設計でスコアを整えるのが最短ルートです。
① コースの性格と前提条件（妻木＝距離／三国＝技巧）
名岐国際は妻木コースと三国コースの二本立てで、前者は広くて距離長め、後者は距離控えめでも小技要求が強いのが大前提です。
さらに2グリーン運用で季節によりベントとコーライの転がり方が変わるため、当日のグリーンとピン位置で狙い所を柔軟に変える準備が要ります。
私が初めて回った日は妻木INからで、広さに安心して振った結果セカンドが上りの砲台になり、結局は「届かない」と悟って三打目勝負に切り替えたのが奏功しました。
対して三国はドライバーで無理せずUT（ユーティリティ）の“置き球”でフェアウェイを確保した方が、結局寄せワンのチャンスが増えました。
つまり「妻木＝体力温存のレイアップ設計」「三国＝花道固定でパー狙い」が、100切りの現実解になります。
② ティー選択と初手の番手戦略
100切りが目的なら、妻木はワンティー前に下げてでもセカンドの打ち上げを“届く距離”に調整するのが安全です。
三国はレギュラーからでも十分に戦えるので、初手は「平均飛距離−15ヤード想定」の番手でフェアウェイを優先してください。
ドローやフェードを作りにいくより「曲がらない球」を8割スイングで繰り返す方がトータルでミスが減ります。
朝イチの2ホールは体が起きていないことが多いので、ドライバーの“置きにいく”運び方のイメージを持ち、素振りでリズムを確認してから入るのがカギです。
目標は「3連続ボギーは許容、トリを出さない」であり、ティー選択はそのための保険だと考えましょう。
③ パー3はボギーOKで合格点を積む
パー3は総じてグリーン周りの傾斜や砲台が効くため、ピンハイ狙いより手前面に外す“ミスの方向管理”が重要です。
花道や手前フリンジに落とせれば、転がしアプローチで十分パーセーブの目が残ります。
ティーショットは「ピンではなく安全な面」を狙い、左右の外れ幅を最小化するクラブ選択を徹底してください。
私の実体験でも、無理に高弾道で止めにいったホールほど奥に外して3パットのリスクが跳ね上がりました。
“ボギーOK”の設計に変えた途端、18ホールの合計で2〜3打は簡単に縮まりました（パター距離感の作り方が鍵）。
④ 砲台＆2グリーン対策は「転がし」中心
名岐国際は上りのセカンドや砲台傾向が目立つので、寄せはロブよりも転がしアプローチの再現性を上げましょう。
キャリーとランの比率は1：2〜3を基準に、奥だけは絶対に避ける番手選びが定石です。
ベント主体の日は下りのスピードが出やすいため、カップを過ぎない“死なない距離感”を最優先に置きます。
コーライ主体の日は順目逆目の影響が強いので、順目は弱め、逆目はしっかりで打点を安定させます。
私も下り順目を強く打って返しが残った経験が多く、以後は「高く上げない」「奥に外さない」を合言葉にしています（3つの科学的パタードリルが有効）。
⑤ バンカー＆池の“危険座標”の避け方
レイアウト上、クロスバンカーやガードバンカーが要所に効いており、特にドライバーの着弾帯とグリーン手前の右側は要警戒です。
ティーショットはバンカーの手前に刻む仮想フェアウェイを設定し、セカンド以降で取り返す分割設計が効果的です。
池絡みのホールは風の向きでキャリー計算が狂うので、フォローでも“突き抜け”を考慮して番手を抑えるのが安全です。
グリーン周りのバンカー越えは、花道ルートに逃がすと寄せワンの確率が上がります。
一度だけピンを狙ってガードバンカーに刺したホールがあり、そこからのダボで流れを壊した反省以降は、危険座標の事前マーキングを欠かしません（バンカー克服の3ステップ参照）。
⑥ ラフからの脱出ルールと花道活用
ラフではロフトよりもフェース面積を優先し、PWや9Iで確実に前へ運ぶのがビッグナンバー回避の鉄則です。
深いライで無理に乗せにいくと、次打がさらに難しくなる三角雪だるまが起きやすいです。
狙いは常に「グリーン面が見える位置」へ運ぶことで、次のアプローチを簡単にします。
花道が使えるホールはピン位置に関係なく“面”を狙い、上りのパットか簡単な転がしに変換しましょう。
私も左足上がりのラフからUTで突っ込んでミス連鎖した経験があり、以後は横へ逃がしてボギーで止める判断が身を助けました（UTの選び方と使い分けが効く）。
⑦ 雨風コンディション別の攻め方
雨でグリーンが受けている日は、キャリー多めのSWとスピンで手前から止める発想が有効です。
乾いて速い日は転がし比率を上げ、奥目のピンには絶対にキャリーで突っ込まないことを徹底します。
アゲンストは＋1〜1.5番手、フォローは−1番手を基準に、曲げないスイングで球質を安定させてください。
横風では風下花道に外すと寄せやすく、風上側は球が止まりにくいので避けます。
午後に風が出る想定ならスタート前にOUT/INの計画を変え、難ホールを追い風時間帯に当てる工夫も効きます。
⑧ ラウンド前の練習メニュー（短時間×実戦的）
名岐国際のレンジは8打席・30ヤードのショートレンジなので、長打のタイミング合わせより「芯に当てる」感覚作りに特化しましょう。
私のルーティンはパター→10〜30mのアプローチ→UTチップ→最後に7I3球で、全部で15分以内です。
ショットは8割スイングだけ確認し、ドライバーは素振りで可動域とリズムを整えます。
練習場ターゲットの“面”を使った距離合わせを意識し、本番の寄せと直結させます。
仕上げに当日のグリーンスピードを3mと6mでチェックし、ファーストパットの強さを“体に入れて”からティーオフします。
⑨ 初見ゴルファー向け18ホール配点プラン
パー5は「3オン2パット」でボギー確定狙いにし、ワンチャンバーディは出たらラッキーと割り切ります。
パー4はドライバーに固執せず、置き球でフェアウェイを確保してセカンドを打ちやすい距離に置きます。
100切り達成のイメージはできましたか？お得なプランが見つかるかもしれません。
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