こんにちは!あなたのスコア100切りをサポートする、100切先生カズです!ドライバーショットが右へ左へ…なんて悩んでいませんか?「ゴルフのフェースの正しい向きは?」と疑問に思ったり、テークバックのフェースの向きはこれで合っているのか不安になったりしますよね。
結論から言うと、安定したショットの鍵は、正しいゴルフフェースの向き意識を身につけることです。これには、ゴルフのフェースコントロール練習やゴルフ フェースローテーションの練習が欠かせません。
ただし、最近ではフェースローテーションしないスイングも注目されており、一概に「これだけが正解」とは言えないのがゴルフの奥深いところ。特にドライバーのフェースの向きを安定させるには、ゴルフのフェースターンのやり方を理解し、ゴルフのフェース面の管理を徹底する必要があります。
この記事では、ゴルフで「フェースが開くとは」という基本から、ゴルフのフェースの向きと軌道の関係、さらにはグリップエンドを体に向ける意識は有効なのか、そしてゴルフのフェース面はどこで感じるべきかまで、あなたの疑問をまるっと解決します!
- なぜフェースの向きが重要なのか、その基本原則がわかる
- ドライバーからアイアンまで、クラブ別の正しいフェースの向きを習得できる
- ショットが安定しない原因と、具体的な練習方法が見つかる
- フェースコントロールを身につけ、狙った場所に打てるようになる

どうも!100切り請負人のカズです!
いやー、フェースの向きって本当にゴルフの永遠のテーマですよね。僕も昔は「今日のボールはどっちに行くかな?」なんて、運任せのゴルフをしていました(笑)
でも安心してください!この記事では、小手先のテクニックではなく、なぜそうなるのかという「原理原則」から、明日からすぐに試せる具体的な練習ドリルまで、僕がこれまでたくさんの生徒さんを100切りに導いてきた秘訣を、余すところなくお伝えします。
一緒に安定ショットを手に入れましょう!
正しいゴルフフェースの向き意識の基本


ゴルフのフェースの正しい向きは?
ゴルフにおけるフェースの正しい向き、これはすべてのゴルファーが最初に学ぶべき、そして常に立ち返るべき基本中の基本です。結論から申し上げますと、ターゲット(目標方向)に対してスクエア(直角)が正解となります。
このシンプルな原則が、ボールの行方を左右する最初の、そして最も重要なステップなのです。しかし、多くの方が誤解している点として、クラブの種類によって「スクエア」の作り方が微妙に異なるということがあります。
ドライバーやフェアウェイウッドの場合
ドライバーやウッド系のクラブは、その構造上、シャフトの延長線よりも左側(ターゲット方向)に重心があり、フェース面が位置しています。
このため、比較的シンプルにフェース面全体をターゲットにまっすぐ向けるだけで、自然とスクエアなアドレスが作りやすいです。
アドレスに入る際は、まずクラブヘッドをボールの後ろに置き、リーディングエッジ(フェース下部の刃の部分)がターゲットラインと直角になるように微調整しましょう。このひと手間が、ティーショットの安定につながります。
アイアンの場合
一方、アイアンは少し注意が必要です。アイアンのリーディングエッジは、シャフトの中心線上、もしくは少し右側(反ターゲット方向)にあります。
この「グースネック」と呼ばれる形状のため、ドライバーと同じ感覚でリーディングエッジをターゲットに合わせてしまうと、実はフェースが少し開いた(右を向いた)状態になってしまうのです。
これ、意外と多くのゴルファーが気づかずにスライスの原因を作ってしまっているポイントなんですよ。
アイアンで正しくスクエアに構えるコツは、フェース面にあるスコアライン(溝)の一番下のラインをターゲットと直角に合わせることです。
最初は少しフェースが被って(左を向いて)見えるかもしれませんが、これが物理的に正しい向きです。ボールが右に飛びやすい方は、一度この構え方をチェックしてみてください。景色が変わって見えるかもしれません。
ゴルフでフェースが開くとはどういう意味?


レッスンなどで「フェースが開いてますね」と指摘された経験、ありませんか?この「ゴルフ フェース 開くとは」、具体的にどういう状態を指すのかを正確に理解することが、ミスショット克服の第一歩です。
これは、インパクトの瞬間にフェース面がターゲットよりも右を向いてしまっている状態を指します。ゴルフボールは非常に正直で、物理の法則に忠実に反応します。つまり、フェースが向いている方向に真っ直ぐ飛び出していくのです。
この「開き」が引き起こす代表的なミスショットが、いわゆる「プッシュアウト」(真っ直ぐ右に飛んでいく球)や「スライス」(右に大きく曲がっていく球)です。
どれだけ力強く、素晴らしい軌道のスイングをしても、肝心のインパクトでフェースが開いていては、すべてのエネルギーがターゲット方向に向かわず、残念な結果になってしまいます。
フェースが開く主な原因を深掘り!
- アドレスの時点でのミス:前述の通り、そもそも構えた時点でフェースが右を向いているケース。
- グリップの問題:左手の甲があまり見えない「ウィークグリップ」は、構造的にフェースが開きやすい握り方です。
- 体の回転不足(手打ち):体の回転が止まり、腕や手首の力だけでクラブを振ってしまうと、体の正面から手が外れてしまい、フェースが開いたままインパクトを迎えます。
- ダウンスイングの軌道:ダウンスイングでクラブが寝て(シャフトが地面と平行に近くなって)下りてくると、インパクトまでにフェースをスクエアに戻すのが非常に難しくなります。
特に初心者の方は、「ボールを高く上げたい」という気持ちから、無意識のうちにすくい上げるような動きになり、結果的にフェースを開いてしまう傾向があります。
しかし、クラブには元々ロフト角という角度がついていますから、自分で上げようとしなくてもボールは自然と上がってくれます。まずはフェースをスクエアに当てることだけに集中する、この意識改革がとても大切です。
テークバックのフェースの向きはどうする?
安定したショットのためには、スイングの始動である「テークバックのフェースの向きは?」という点が非常に重要になります。
ここで間違った動きをしてしまうと、その後のスイング全体でつじつまを合わせるような複雑な動作が必要になり、再現性が著しく低下します。
テークバックのハーフウェイバック(クラブが地面と平行になる位置)でのフェースの向きは、主に3つのタイプに分けられます。
タイプ | 特徴 | なりやすいミス |
---|---|---|
スクエア | フェースのリーディングエッジが背骨の前傾角度とほぼ平行。最もニュートラルで、インパクトでスクエアに戻しやすい理想的な状態。 | (基準) |
オープン | フェース面が空を向いてしまう状態。リーディングエッジが前傾角度よりも垂直に近くなる。インパクトで開きやすく、スライスの主な原因。 | スライス、プッシュアウト、弱い球 |
シャット(クローズ) | フェース面が地面を向いてしまう状態。リーディングエッジが前傾角度よりも水平に近くなる。インパクトで被りやすく、フックの主な原因。 | フック、引っかけ、チーピン |
目指すべきは、もちろん「スクエア」です。バックスイングの初期段階で手首をこねるように使ってしまうと、フェースは簡単にオープンやシャットになってしまいます。始動では腕と胸の三角形を崩さず、一体感を持って体を回転させる意識を持ちましょう。
練習方法としては、ハーフウェイバックの位置で一度スイングを止め、フェースの向きを確認するドリルが極めて効果的です。
鏡を使ったり、スマートフォンのカメラで動画を撮影したりして、自分のフェースの向きがどうなっているかを客観的にチェックしてみましょう。この地道な動作の確認こそが、安定したスイングへの揺るぎない土台となるのです。
ゴルフのフェースの向きとスイング軌道の関係


ゴルフボールの飛球法則を理解する上で、「ゴルフ フェースの向き 軌道」の関係は絶対に欠かせない要素です。少し専門的になりますが、この原理を知ることで、なぜ自分のボールが曲がるのかが明確になります。
現代の弾道理論では、ボールが最初に飛び出す方向は、約85%が「インパクト時のフェースの向き」で決まり、その後のボールの曲がり方は「スイング軌道に対するフェースの向きの差」によって決まるとされています。
スイング軌道は大きく分けて3種類あります。
- インサイドアウト:クラブがターゲットラインの内側から外側へ抜けていく軌道。ドローボール系の球筋が出やすい。
- アウトサイドイン:クラブがターゲットラインの外側から内側へ抜けていく軌道。スライスボール系の球筋が出やすい。
- インサイドイン(ストレート):クラブがターゲットラインに沿って真っ直ぐ動く軌道。ストレートボールが出やすい。
これらの軌道とフェースの向きの組み合わせで、9種類の球筋が生まれます。例えば、多くのアマチュアゴルファーが悩む「スライス」は、スイング軌道がアウトサイドインで、かつインパクトでフェースが開いている場合に発生しやすい代表的なミスです。
つまり、ただ闇雲にスイングを修正するのではなく、「自分のボールはなぜ右に曲がるのか?」を考えるとき、「フェースが開いているから?」「軌道がアウトサイドインだから?」というように、原因を切り分けて考えることが非常に重要です。
多くの場合、まずはインパクトでのフェースの向きを安定させることから始めるのが、上達への一番の早道と言えるでしょう。
【科学が証明】ボールの行方を決める「新飛球法則」の真実
記事で解説した「打ち出し方向はフェース向き、曲がりはスイング軌道との差で決まる」という原理は、PGAツアーなど世界中のトッププロがスイング分析に用いる弾道測定器「トラックマン」が明らかにした「新飛球法則(D-Plane理論)」に基づいています。
トラックマン社の膨大なデータによると、ドライバーショットにおいて、ボールの打ち出し方向に影響を与える要素の割合は、インパクト時のフェースの向きが約85%、スイング軌道が約15%であることが科学的に証明されています。つまり、ボールが最初にどこへ飛び出すかは、ほぼフェースの向きで決まってしまうのです。「ボールはスイング軌道の方向に飛んでいく」というのは、実は古い常識だったのですね。
フェースローテーションしないスイングとは?
最近のゴルフレッスンでは、「フェースローテーションしないスイング」という考え方も主流になってきています。これは、体の回転を主体としたボディターンスイングとも呼ばれ、腕や手首の返し(ローテーション)を極力抑えることで、スイング中のフェース面の向きを安定させようという考え方です。
メリット:方向性の劇的な向上
最大のメリットは、方向性の安定です。スイング中にフェースの開閉動作が少なくなるため、インパクトでフェースがスクエアに戻ってくる確率が格段に高まります。
特に、近年の大型ヘッドのドライバーは慣性モーメントが大きく、一度開いたフェースを元に戻すのが難しい特性があります。そのため、体の回転でフェース面を管理するこのスイングとの相性が非常に良いとされています。
デメリットと注意点:パワーと柔軟性が不可欠
一方、デメリットとしては、意識的にフェースを返さないため、ボールの捕まりが弱く、飛距離が出にくいと感じる場合があることです。
体の回転が不足したままこのスイングを行うと、フェースが開いたままインパクトを迎え、力のない弱いスライスボール(プッシュスライス)が出やすくなります。
このスイングを習得するには、しっかりとした体の回転、特に下半身リードの動きと、それを支える体幹の強さが不可欠です。
積極的にフェースローテーションを使う伝統的なスイングと、使わないボディターンスイング。どちらが優れているということではありません。
あなたの体の柔軟性、筋力、そして目指すゴルフスタイルによって、どちらが適しているかは変わってきます。大切なのは、自分のスイングがどちらのタイプを目指しているのかを理解し、一貫した動きを追求することです。
【プロの世界の事実】フェースローテーション「する派 vs しない派」トッププロの選択
現代のPGAツアーでは、フェースローテーションに対する考え方で、トッププロのスイングも大きく2つのタイプに分かれています。
- ローテーションを抑える派(ボディターン型)
代表格は、ダスティン・ジョンソン選手やジョン・ラーム選手。彼らは体の大きな回転を使い、スイング中のフェースの開閉を最小限に抑えることで、圧倒的な方向安定性を実現しています。特にドライバーショットでの左右のブレが非常に少ないのが特徴です。 - ローテーションを積極的に使う派(リストターン型)
代表格は、ローリー・マキロイ選手やジャスティン・トーマス選手。彼らは腕の旋回と手首のリリースを積極的に使い、爆発的なヘッドスピードを生み出しています。これにより驚異的な飛距離を誇りますが、タイミングが少しずれると曲がり幅が大きくなるリスクも伴います。
このように、どちらが正解というわけではなく、トッププロでさえ自分の身体能力や目指す球筋によって、全く異なるフェースの使い方を選択しているのです。



ゴルフ100切先生カズです!さあ、ここからは実践編ですよ!理論は分かったけど、「じゃあ具体的にどうすればいいの?」ってところですよね。
僕がレッスンで「これをやったら劇的に変わった!」と多くの生徒さんから言われる、とっておきのドリルを大公開します。
特にドライバーの安定性はスコアに直結しますからね。難しく考えず、遊び感覚で試してみてください。きっと「これか!」という発見がありますよ!
ゴルフフェースの向き意識を高める練習法


ドライバーでフェースの向きを安定させるコツ
ドライバーはクラブの中で最も長く、ロフトも立っているため、アドレス時のわずかなフェースの向きのズレや、スイング中の小さなブレが、200ヤード以上先ではとんでもなく大きな曲がりにつながってしまいます。
「ドライバー フェースの向き 安定」のための最大のコツは、「スイング全体のリズムを一定に保つこと」そして「体の大きな筋肉を使って振ること」です。
手首や腕先といった小さな筋肉だけでクラブを操作しようとすると、その日の体調や緊張度合いによってタイミングがズレやすく、フェースの向きもインパクトでバラバラになります。
腹筋や背筋、お尻といった体の中心にある大きな筋肉を意識して、体幹を軸にスイングする意識を持つと、腕やクラブは体の回転に従属する形となり、動きが安定し、結果的にフェース面も安定してきます。
この感覚を養うための具体的な練習ドリルとしては、「スプリットハンドドリル」が非常に効果的です。
スプリットハンドドリルの手順
- まず、左右の手を拳一つ分ほど離してグリップします。見た目は少し変ですが、これがポイントです。
- その状態で、まずは腰から腰までの高さのハーフスイングで素振りをします。
- 慣れてきたら、実際にボールを軽く打ってみましょう。
手を離して握ることで、手先の余計な動き、特に手首をこねるような動作が強制的に抑制されます。そして、体の回転を使わないと上手く振れないことに気づくはずです。
このドリルで、インパクトゾーンでフェースがターゲットを長く向くような感覚(ゾーンで捉える感覚)を養うと、ショットの安定性が格段にアップしますよ。
大手ゴルフクラブメーカーであるキャロウェイゴルフの公式サイトでも、最新ドライバーのテクノロジーとしてフェースの安定性がいかに重要かが解説されています。
正しいゴルフのフェースターンのやり方


「ゴルフ フェースターン やり方」と検索すると、多くの場合「手首を返す」といった説明が出てきますが、これはアマチュアゴルファーが最も陥りやすい大きな誤解の一つです。
正しいフェースターンは、手首を意識的にコネコネと返す動きではなく、腕全体の旋回(ローテーション)と体の回転が連動して行われる、極めて自然な動作なのです。
イメージとしては、ダウンスイングで右肘が体側に引き付けられ、インパクトゾーンで左腕が右腕の上にくるようにスムーズに入れ替わっていく動きです。
このとき、意識的に手首をこねる必要は全くありません。むしろ、その意識が強すぎると、フェースが急激に閉じてしまい、チーピンや強いフックの原因となります。
ここで、僕のレッスン風景を少し再現してみましょう。



「カズさん!フェースターンが上手くできなくて、ボールが全部右にプッシュアウトしちゃいます…」



「なるほど!典型的な振り遅れですね。じゃあ、ちょっと変なこと言いますけど、素振りでインパクトの後、持っているクラブヘッドで自分の左肩をポンと優しく叩くイメージで振ってみてください。」



「え、左肩ですか?(ブンッ)…あ、なんだか腕が自然にクルンと回る感じがします!」



「そう!その感覚です!手首で無理に返そうとするとスイング軌道がブレるけど、腕全体が自然とターンすれば、ヘッドが勝手に走ってボールを捕まえてくれるんですよ。
これがプロが言う『ヘッドが加速する感覚』や『ムチのようにしなる感覚』の正体なんです。」
このように、出口(フォロースルー)の形を意識することで、インパクトゾーンでの正しい動きが自然と身につくことがあります。無理に返すのではなく、「自然に返る」感覚を大切にしてください。
フェースコントロールとローテーションの練習法
ゴルフ フェースコントロール 練習やゴルフ フェースローテーション 練習の繊細な感覚を養うには、マン振りするのではなく、小さな振り幅のアプローチ練習が最適です。
なぜなら、ヘッドスピードが遅い分、スイング中のフェース面の動きや角度を自分の感覚として感じやすく、意識的にコントロールしやすいからです。
おすすめ練習ドリル:9時-3時ビジネスゾーンスイング
- アドレスを取り、時計の文字盤をイメージします。
- バックスイングで左腕が地面と平行になる「9時」の位置まで上げます。この時、一度止めて、フェースの向きが前傾角度と平行(スクエア)になっているか入念に確認します。
- そこからダウンスイングし、インパクトを挟んで、右腕が地面と平行になる「3時」の位置でスイングを止めます。この時も、フェースの向きが再び前傾角度と平行(スクエア)になっているかを確認します。
この練習の最大のポイントは、バックスイングとフォロースルーが左右対称になるように意識することです。9時の位置でのフェースの向きと、3時の位置でのフェースの向きが同じになるように繰り返し練習することで、スイング中のフェースローテーションの管理が非常に上手くなります。
慣れてきたら、実際にボールを打ち、出球が真っ直ぐ飛ぶかを確認しましょう。最初はピッチングウェッジや9番アイアンで始めるのがおすすめです。
この地道な練習を続けていたある生徒さんは、「今までドライバーは怖くてOBばかりだったのに、この練習でフェース管理の自信がついたら、逆にドライバーが一番の楽しみになりました!
平均飛距離も、カキーンという快音と共に20ヤードは伸びましたね」と満面の笑みで報告してくれました。ボールが力強く空に吸い込まれていく様子を見るのは、ゴルフの最高の醍醐味ですよ。
正しいゴルフのフェース面の管理方法


スイング中の「ゴルフ フェース面の管理」とは、言い換えれば「スイングの各局面で、フェースがどこを向いているべきかを正しく理解し、それを高い再現性で実行すること」です。アドレスからフィニッシュまで、一貫した管理が求められます。
スイングの局面 | 理想的なフェースの向き(スクエアの場合) | チェックポイントと重要性 |
---|---|---|
アドレス | ターゲットにスクエア | すべての基準。ここでズレると後工程での修正が困難になる。 |
ハーフウェイバック | 前傾姿勢と平行 | フェースが上(オープン)や下(シャット)を向いていないか。ここでオンプレーンに乗せる。 |
トップオブスイング | 左手甲とフェース面が平行(スクエアトップ) | フェースが空を向く(オープン)とスライスの元凶に。 |
ハーフウェイダウン | 前傾姿勢と平行 | バックスイングの再現。ここからがパワー解放の準備段階。 |
インパクト | ターゲットにスクエア | アドレスの形を再現する意識。パワーをボールに伝える唯一の瞬間。 |
ハーフウェイフォロー | 前傾姿勢と平行 | バックスイングと左右対称の形になっているか。正しいローテーションが行われた証。 |
これらのポイントをすべて完璧にこなすのはプロでも難しいことです。しかし、まずは「ハーフウェイバック」と「ハーフウェイフォロー」の2点を重点的にチェックするだけでも、スイングは劇的に改善されます。前述の「9時-3時スイング」は、まさにこのゴルフで最も重要と言われる「ビジネスゾーン」を鍛えるための最適なドリルなのです。
グリップエンドを向けフェース面を感じる意識
「ゴルフ フェース面 どこで 感じる?」や「グリップエンドを体に向ける意識は?」という疑問は、中級者から上級者へのステップアップを目指す上で非常に重要になります。
フェース面はクラブの先端にあり、体から最も遠い部分のため、直接意識して操作するのは至難の業です。そこで、発想を大きく転換してみましょう。意識すべきはヘッドではなく、あなたの体から一番近い「グリップエンド」です。
車を運転するとき、タイヤの向きを直接意識する人はいませんよね?ハンドルを操作すれば、自然とタイヤが意図した方向へ動きます。ゴルフもこれと全く同じで、グリップエンドがあなたのスイングにおける「ハンドル」なのです。
アドレスからフィニッシュまで、常にグリップエンドの先端が自分のおへそ、あるいは体の中心を指し続けるように意識してみてください。この意識を持つと、
- 体と腕の同調性が高まり、いわゆる「手打ち」を劇的に防げる
- スイング軌道が安定し、クラブが暴れなくなる
- 常に体の正面でボールを捉える感覚が身につき、ミート率が向上する
といった絶大なメリットがあります。グリップエンドの動きをコントロールできれば、結果的にヘッドやフェース面も思い通りにコントロールできるようになります。
これは、多くのプロゴルファーが実践している非常に重要な意識です。信頼性の高い情報源である週刊ゴルフダイジェストの記事でも、「フェースコントロールはグリップエンドが鍵」として詳しく解説されています。
ゴルフフェースの向き意識についてよくあるご質問FAQ


まとめ:ゴルフフェースの向き意識がスコアを変える
- ゴルフの基本はフェースをターゲットにスクエアに合わせること
- ドライバーとアイアンではスクエアに構えるコツが少し異なる
- フェースが開くとプッシュアウトやスライスの主な原因になる
- テークバックではフェースを前傾角度と平行にするのが理想
- ボールの飛び出しはフェースの向き、曲がりはスイング軌道で決まる
- フェースローテーションしないスイングは方向性が安定しやすい
- ドライバーの安定には体幹を使った大きな筋肉でのスイングが重要
- 正しいフェースターンは手首でなく腕全体の自然な旋回動作
- アプローチの練習がフェースコントロールの感覚を養うのに最適
- 意識すべきはヘッドではなく体に近いグリップエンド
- グリップエンドをおへそに向ける意識で体と腕が同調する
- スイング中のフェース面管理は左右対称を意識すると上達が早い
- ハーフウェイバックとフォローでの向きのチェックが特に重要
- 自分の球筋の原因をフェース向きと軌道に切り分けて考える
- 練習器具も有効だが原理を理解して使うことが大切
今日からできるアクションプラン
さあ、この記事を読んだだけで終わらせてはもったいない!早速、今日からできる練習メニューです。
- 鏡の前でアドレスチェック(5分):アイアンとドライバーを持ち、スコアラインやフェース面が正しくターゲットを向いているか、じっくり確認しましょう。
- グリップエンドおへそ素振り(20回):グリップエンドの先端がおへそから外れないように、ゆっくりとした素振りを行います。体とクラブの一体感を感じてください。
- 9時-3時ショット練習(20球):練習場でウェッジを使い、腰から腰までの振り幅で、フェースの向きを意識しながらボールを打ちます。出球が真っ直ぐ飛ぶようになるまで繰り返しましょう。
たったこれだけです。この小さな積み重ねが、あなたのゴルフを大きく変える第一歩になりますよ!



ゴルフ100切先生カズです!最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます!フェースの向き一つで、ゴルフは天国にも地獄にもなります(笑)
でも、今回お伝えしたことを一つでもいいので、信じて続けてみてください。あなたのゴルフは、間違いなく変わります。ボールが真っ直гу、力強く飛んでいくあの快感。スコアが更新できたときの達成感。ゴルフって、本当に楽しいスポーツなんです。
あなたのゴルフライフが、もっともっと楽しくなるように、これからも全力で応援しています!練習場で、コースで、最高の笑顔を見せてくださいね!
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