ゴルフアプローチ練習、がんばっているのに「どうもトップやダフリが止まらない…」「グリーン周りを行ったり来たりでスコアを崩しちゃう…」なんて悩んでいませんか?
ゴルフアプローチ練習は初心者を悩ませる大きな壁ですよね。特に打ちっ放なしの練習場所では、ついドライバーをぶん回したくなっちゃう気持ち、よーくわかります!でも、このままだとゴルフアプローチを極める道のりは遠いかも…。
実は私も、自宅でのアプローチ練習なんて意味ないって思ってたんです。でも、あるアプローチ練習ドリルに出会って、自宅でボールを使って練習を始めてから、ゴルフが劇的に変わりました!
この記事では、私が100切りを達成した、自宅でできるおすすめの練習法や、効果的な練習器具の選び方まで、あなたの「寄せ」の悩みを解決するヒントを全部お伝えしますね!
- アプローチの基本的な考え方と種類
- 自宅でできる効果的なアプローチの練習方法
- 練習場で実践すべきアプローチ練習ドリル
- スコアアップに直結する練習器具の選び方
ゴルフアプローチ練習がスコア向上への近道

ゴルフアプローチ練習初心者が知るべき基本
「アプローチって、なんだか地味だし難しい…」そう感じているゴルフアプローチ練習初心者さん、こんにちは!30代でゴルフにハマっている僕です。まず結論から言うと、アプローチ練習はスコアアップの一番の近道なんです。
なぜなら、プロゴルファーのグリーンオン率(パーオン率)が約70%なのに対して、平均スコア100前後のアマチュアゴルファーは約10%というデータがあります。つまり、僕たちアマチュアは18ホール中、実に16ホール以上でグリーン周りからのアプローチショットが必要になる計算です。
僕がスコア120を叩きまくっていた頃、まさにこの「グリーン周り」で大叩きしていました。20ヤードの距離を行ったり来たりして、気づけば同じ場所から5打も打っていた…なんて苦い経験、数え切れません(笑)。だからこそ、このアプローチというショットの精度を上げることが、スコアを安定させるための絶対条件なんです。
アプローチには大きく分けて3種類あります。
- ピッチ&ラン:少し上げて、あとは転がして寄せる基本的なショット。
- ランニングアプローチ:ほとんど上げずに、パターのように転がして寄せるショット。
- ロブショット:ボールを高く上げて、グリーンでピタッと止めたい時のショット。
初心者のうちは、この全てをマスターする必要はありません。まずはクラブのロフトを信じて、「ボールを転がして寄せる」ランニングアプローチから練習するのが、上達への最短ルートですよ。
ゴルフアプローチを極めるための考え方

ゴルフアプローチを極めるために、まず変えてほしいのが「考え方」です。多くの人が「とにかくピンに寄せなきゃ!」と考えがちですが、これこそがミスの元凶になることがあります。
僕がおすすめする考え方は、「次のパットを、いかに簡単なラインから打てるか」を考えることです。
例えば、グリーンが奥から手前に向かって傾斜している「受けグリーン」で、ピンが手前に切ってあるとします。ここでピンをデッドに狙ってショートすると、最も難しい「下りのパット」が残ってしまいますよね。ちょっと触っただけでツーっと行ってしまう、あの恐怖のパットです…。
僕も昔はピンしか見えておらず、果敢に攻めた結果、返しのアプローチや3パットを連発していました。でも、あえてピンを少しオーバー目に打ち、確実な「上りのパット」を残すようにしてから、驚くほど3パットが減ったんです。
アプローチの狙い所
- 第1目標:まずはグリーンに乗せること。
- 第2目標:グリーンの広いエリアを狙うこと。
- 第3目標:次のパットが打ちやすい場所(上りのラインが残る場所)を狙うこと。
- 最終目標:ピンに寄せること。
このように段階的に考えることで、無謀なショットが減り、結果的にスコアがまとまります。
まずは欲張らず、安全な位置にボールを運ぶ。これがアプローチを極めるための、メンタル的な第一歩と言えるでしょう。
主なゴルフアプローチの練習場所とは?
さて、アプローチの重要性がわかったところで、次に悩むのが「ゴルフ アプローチの練習場所」ですよね。練習場所は主に3つあり、それぞれにメリット・デメリットが存在します。
自分に合った練習場所を組み合わせることが、効率的な上達に繋がります。
練習場所 | メリット | デメリット | こんな人におすすめ |
---|---|---|---|
打ちっぱなし練習場 | 手軽で安価。いつでも行ける。 | 人工マットの上なので、ダフリのミスが出にくい。正確な距離感が掴みづらい。 | スイングの形固め、方向性の確認 |
ショートコース | 天然芝の上から打てる。実践的な傾斜や状況を経験できる。 | 費用と時間がかかる。 | 本番さながらの環境で総合力を高めたい |
自宅 | 無料。毎日、隙間時間に反復練習ができる。 | 短い距離しか練習できない。騒音や安全への配慮が必要。 | スイングの再現性を高めたい、基本を固めたい |
僕のおすすめは、「基本は自宅、形ができたら打ちっぱなし、仕上げはショートコース」という組み合わせです。自宅で正しいスイングの動きを体に染み込ませ、打ちっぱなしで飛距離と方向性を確認し、ショートコースで本番の対応力を磨く。このサイクルが、無駄なく上達できる黄金ルートだと感じています。
打ちっ放なしでのアプローチ練習のコツ

多くの人が利用する「打ちっ放なし」ですが、アプローチ練習となると意外とコツが必要です。ただ漠然とグリーンやカゴを狙ってボールを打つだけでは、なかなか距離感は身につきません。
打ちっぱなしでのアプローチ練習で最も重要なのは、「振り幅の基準」を作ることです。
よく言われるのが、時計の文字盤をイメージした練習法です。
- バックスイングが8時の位置、フォローが4時の位置 → 「8時-4時」スイング
- バックスイングが9時の位置、フォローが3時の位置 → 「9時-3時」スイング(ビジネスゾーン)
- バックスイングが10時の位置、フォローが2時の位置 → 「10時-2時」スイング
僕の失敗談ですが、昔は「これくらいかな?」という感覚だけで打っていました。その結果、同じ振り幅のはずなのに、飛ぶ距離は毎回バラバラ…。これではコースで使えるわけがありません。そこで、自分の得意なサンドウェッジ(56度)で、「9時-3時」のスイングをした時にキャリーで30ヤード飛ぶ、という絶対的な基準を作ったんです。
この基準があれば、「今日は40ヤードだから、少し大きく10時-2時のイメージで」「20ヤードだから小さく8時-4時で」というように、距離の調整が可能になります。
打ちっぱなし練習のポイント
まずは52度や56度など、1本クラブを決めて、「9時-3時」の振り幅で何ヤード飛ぶのかを徹底的に体に覚え込ませましょう。これがあなたの揺るぎない「距離感のモノサシ」になります。
効果的なアプローチ練習ドリルの紹介
アプローチが上手くなるには、理屈だけでなく、体を正しく動かすための反復練習が不可欠です。ここでは、僕が実際に効果を実感した「アプローチ練習ドリル」を一つ、こっそり紹介します。
それは、「クロスハンドグリップ・ドリル」です。
やり方はとても簡単。
- 通常、右手と左手の位置を逆さまにしてクラブを握ります。(右利きの場合、左手が下、右手が上)
- スタンスは狭めにし、ボールはスタンスの真ん中か少し右に置きます。
- あとは、小さな振り幅(8時-4時くらい)でボールを打ちます。
なぜクロスハンドがいいの?
このドリルの一番の目的は、「手先の余計な動きをなくすこと」です。アプローチのミスは、ほとんどが手首をこねたり、右手で強く打ちにいったりすることで起こります。クロスハンドで握ると、この悪癖を強制的に封じることができるのです。その結果、肩の回転を使った、体とクラブが一体となったスイングが身につきます。
最初はボールに当てるのも難しいかもしれません。でも、このドリルを続けると、クラブヘッドが低く長く動いてボールを運ぶ感覚が分かってきます。この感覚こそ、トップやダフリを撲滅する特効薬なんです。地味ですが、騙されたと思ってぜひ試してみてください!
ゴルフアプローチ練習を自宅で効果的に行う方法

ゴルフアプローチ練習は自宅でもできる
「広い庭でもないと、ゴルフアプローチ練習を自宅でなんて無理でしょ?」と思っていませんか?実は、そんなことは全くありません。むしろ、2〜3ヤードの短い距離を練習できる自宅こそ、アプローチ上達の聖地なんです。
なぜなら、自宅練習には以下のような大きなメリットがあるからです。
- 反復性:テレビを見ながら、お風呂が沸くのを待ちながら、といった「ながら時間」で毎日コツコツ反復できる。
- 正確性:短い距離だからこそ、ごまかしが効かない。ボールをクリーンに捉える繊細なタッチが磨かれる。
- 経済性:当たり前ですが、お金がかかりません!
僕も以前は「自宅練習なんて…」と懐疑的でした。でも、スコア100の壁にぶつかっていた時、藁にもすがる思いでパターマットを使ったランニングアプローチ練習を始めたんです。毎日30球。ただそれだけを続けたら、1ヶ月後のラウンドで、明らかにグリーン周りでのミスの数が減っていました。小さな積み重ねが、大きな自信と結果に繋がることを実感した瞬間でした。
自宅でのアプローチ練習におすすめの方法

自宅でのアプローチ練習で、おすすめしたいのは「ボールをクリーンに捉える」感覚を養う地味なドリルです。使うのはクラブとボール、そして家にあるもので十分です。
ドリル1:タオルでダフリ防止ドリル
ボールのすぐ後ろ(飛球線後方)に、折りたたんだタオルを置きます。そして、タオルにクラブが当たらないようにボールだけを打つ練習です。これができるようになると、クラブヘッドが最下点を過ぎて、上昇軌道でボールを捉える「レベルブロー」や「アッパーブロー」の感覚が身につきます。ダフリ癖のある方には特におすすめです。
ドリル2:コイン2枚でミート率UPドリル
さらに精度を高めたいならこれ。100円玉などのコインを2枚、ボールがギリギリ挟まるくらいの間隔で床に置きます。そして、その間のボールだけをクリーンに打ち抜く練習です。
注意!:このドリルは床を傷つける可能性があるので、必ず練習用マットの上で行ってくださいね!
このドリルは非常にシビアですが、成功するとクラブの芯でボールを捉える感覚が劇的に向上します。ソファやクッションをターゲットにして、ゲーム感覚で取り組んでみてください。
上達を助けるゴルフアプローチ練習器具
もちろん、ゴルフアプローチの練習器具を使えば、自宅での練習はさらに楽しく、効果的になります。僕が実際に使って「これは良い!」と感じた器具をいくつか紹介しますね。
1. アプローチネット
これは定番中の定番ですね。ボールを打ち込む的があることで、目標が明確になり、方向性の練習にもなります。僕が愛用しているのは、ダイヤゴルフの「ダイヤアプローチ445」です。
ダイヤアプローチ445 レビュー
メリット:3つの異なる高さの的があるので、ボールの高さの打ち分けを意識した練習ができます。飽きずに続けられるのが良いですね。折りたたむとコンパクトになるのも◎。
デメリット:ボールがネットに当たる「バサッ」という音は、思ったより響くことも。夜間の練習は、家族の許可を得てからにしましょう(笑)。
2. 練習用マット
フローリングの床を保護するためにも、1枚は持っておきたいアイテム。特に、ラフからのショットを想定した「ラフマット」が付いているタイプがおすすめです。芝の抵抗がある状態から打つ練習は、実戦での対応力を高めてくれます。
器具は上達に必須ではありませんが、モチベーションを維持し、練習の質を高めてくれる素晴らしい相棒です。自分の予算や練習環境に合わせて、最適なものを選んでみてください。
アプローチ練習で使う自宅用ボールの選び方

さあ、器具も揃った!となっても、忘れてはいけないのが「アプローチ練習で使う自宅用ボール」の選び方です。これを間違えると、壁に穴を開けたり、ご近所トラブルに発展したり…なんてことにもなりかねません。
絶対にやってはいけないこと:本物のゴルフボールを室内で打つこと。これは本当に危険です。絶対にやめてください。
自宅練習で使うボールは、大きく分けて2種類あります。それぞれの特徴を理解して選びましょう。
ボールの種類 | 特徴 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
ウレタンボール | スポンジのような柔らかい素材。 | 打感が本物のボールに近く、スピンの感覚も少し感じられる。 | プラスチック製よりは少し重く、音がする。 |
プラスチックボール | 穴の開いた、軽いプラスチック製。 | 非常に軽く、音が静か。安全性も高い。 | 打感が軽く、「打った」という手応えは薄い。 |
僕の個人的な意見としては、最初は安全で静かなプラスチックボールから始め、慣れてきたら打感を重視してウレタンボールに移行するのがおすすめです。どちらのボールもゴルフ用品店やネット通販で手軽に購入できますよ。
大阪でゴルフアプローチ練習ができる場所
この記事を読んでいる方の中には、「大阪でゴルフアプローチ練習をしたい!」という方もいるかもしれませんね。
大阪は都市部でありながら、ゴルフ熱が非常に高く、アプローチ練習に適した施設も充実しています。
僕も以前、出張で大阪に行った際にいくつか練習場を訪れたことがあります。特に印象的だったのは、インドアゴルフスクールの充実度ですね。最新のシミュレーターを使えば、天候を気にせず、様々な状況を想定したアプローチ練習ができます。
具体的な施設をいくつか紹介します。
- アコーディア・ガーデン彩都:天然芝のアプローチ練習場が完備されており、より実戦に近い環境で練習が可能です。バンカー練習場もあるのが嬉しいポイント。
- ステップゴルフプラス 茨木店:定額制で通い放題のインドアゴルフスクール。コーチから直接指導を受けられるので、我流の癖を直したい初心者の方には特におすすめです。僕がインプットした記事の監修もされているようですね。
これらは一例です。大阪には他にもたくさんの素晴らしい練習施設があります。「お住まいの地域名 + ゴルフ アプローチ練習」などで検索して、ご自身の通いやすい場所を探してみてくださいね。
正しいゴルフアプローチ練習で上達しよう

この記事では、スコアアップに不可欠なアプローチ練習について、基本的な考え方から具体的なドリル、自宅での練習法まで幅広く解説してきました。最後に、この記事の要点をリスト形式でまとめます。明日からの練習に、ぜひ役立ててください!
- アプローチはスコアメイクの心臓部であり最重要課題
- 初心者はまずボールを転がすランニングアプローチから習得する
- ピンを狙うのではなく次のパットが簡単な場所を狙う思考を持つ
- 練習場所は自宅・打ちっぱなし・ショートコースを組み合わせる
- 打ちっぱなしでは自分の「振り幅と距離の基準」を確立させる
- クロスハンドドリルは手打ちを防ぎ体幹スイングを養うのに効果的
- 自宅練習は毎日コツコツ続けることで絶大な効果を発揮する
- 自宅ではタオルやコインを使いクリーンに打つ練習をする
- アプローチネットなどの練習器具はモチベーション維持に役立つ
- 自宅練習では必ずウレタン製かプラスチック製の安全なボールを使う
- 本物のゴルフボールを室内で打つのは絶対に禁止
- アプローチの精度が高まればゴルフはもっと楽しくなる
- 小さな成功体験の積み重ねが大きな自信に繋がる
- まずは1日10球の自宅練習から始めてみよう
- 正しい練習を続ければ100切りは必ず達成できる
